レポート
HBR
高垣茂光
 昨年から、帰る体力が残したくて朝早い、マスターズ40にエントリー同じ年代でのエントリーだが来年からはマスターズ50に逃げれる(笑)
 スタートも同年代なので安全なスタートとこの年から始めるビギナーの差は大きいのでより安心して走れる。無難に中腹で脚を貯める。2周なので練習不足もある程度ごまかせる。もやもやと上位を狙う欲が出てきた。最終周に入り前に出る。シケインを越えると前に出て行く。130Rの所ではかなり良い位置を捕るレグナーから先頭に出ようとするが出してくれない。S字に入り、俺8番目じゃ無い?そう思うと最後のスプリントに備える。最終コーナーからは300m弱ある。100m手前まで押さえて行こうとカーブを通過すると一斉に選手が飛び出す。それにつられてもがいてしまった。当然ゴールまで保たずに撃沈、後ろの選手にも抜かされた。やっぱり前に出る経験が無いとせっかくのチャンスを潰してしまう。まだまだ伸びしろはあるのだろうか?多分昨年も同じだったと思う。来年はマスターズ50で頑張ろう(笑)
マスターズ40+B1組
順位 No. 氏名 年齢 地区 チーム 周回 タイム トップとの差 平均速度
77 80 早瀬和郎 40 兵庫県 HEART BEAT 2 19:55,65 03:06,31 34.93km/h
97 82 後藤祐治 49 兵庫県 HEART BEAT 2 21:47,74 04:58,41 31.93km/h
マスターズ40+B2組
44 279 高垣茂光 49 兵庫県 HEART BEAT 2 17:03,31 00」27,43 40.81km/h
マスターズ50+B1組
順位 No. 氏名 年齢 地区 チーム 周回 タイム トップとの差 平均速度
DNF 482 谷口誠 50 兵庫県 HEART BEAT 1
マスターズ50+B2組
順位 No. 氏名 年齢 地区 チーム 周回 タイム トップとの差 平均速度
DNF 681 藤原重寿 51 兵庫県 HEART BEAT 1
8月21日(日) マスターズ50+B1組
今年からマスター50へ参戦できる年齢となった。普段は年下の選手とのレースばかりなので体力的に敵わないのは当然だが、このレースでは最年少となるためその言い訳が通用しない。また、自分が同年代の中でどれだけ走れるのかを図る絶好の機会でもある。スタートに並ぶとやはり年上と思われる人が多い。ただ、機材は皆、それなりに良いものが揃っているようだ。
マスター50は今までのレースに比べると、いきなりダッシュするような人もおらず、ややスローペースでの走行となる。1周回目、ゆっくりペースかつ速度が安定しているため非常に楽だ。2周目のシケインを超えても、脚と心拍には十分に余裕がある。これで集団でのゴールは問題ない。ヘアピンも問題なくクリアし、いつも急加速するデグナーまでの直線でもそれほど速度は上がらない。
デグナーも無事にクリアし、ダンロップカーブへ向かう登りでも集団のペースに加速がない。前には20人ぐらいいたが、この速度ならダンロップ地点のスプリントポイントを取れるのでは、と考えスパートする。横一線となったが、タッチの差で3位での通過となった。しかし良い位置まで上がることができた。そして下りのS字カーブに入る。ここはコース中、最も速度が上がるところであるため、前を引くと体力を消耗することになる。そこで3~4人をパスさせてその後ろについて体力の温存をはかることにした。この時点でも脚と心拍には余裕がある。いつもの練習で、キングさんやプリンス君に着いて走る方が遥かにしんどい。
順位も7~8番手の左側、最高のポジションだ。前夜のBBQの時にエース君からレースの戦略についていろいろとアドバイスをもらったが、当にその通りの展開になっている。このままの位置で最終コーナーを抜けることができれば10位以内は間違いない。できれば表彰台に上がりたい、という欲も出る。その直後、S字の右コーナー部分で、左から追い越して来た自転車が、私の前のスペースに入ろうとしてきた。右には並んで走行している人がいるため避けることができない。思わず「あぶない!!」と叫んだが、分からなかったのか、そのまま左から割り込んで来た。ブレーキが間に合わず、その自転車の後輪と私の自転車のフロントフォークがガガッ!と音を立てて接触。ハンドルが右へ取られた瞬間、自転車ごと左側へ吹っ飛んだ。路面にたたきつけられた時、一瞬、夢を見ているような感じになったが、気を取り戻し、後続の邪魔にならないように自転車を起こしてコースの外に出た。自転車を確認すると、右のシフターが曲がっている。しかしタイヤは回るしブレーキも大丈夫。変速は分からないが、ゴールまでもう少しなので何とか走ろうと思った。左足と腕を大きく擦りむいているのはわかったが、体は動くし、その時は痛みを感じなかった。しかし、係員の方から「ヘルメットが壊れているので、コースには戻れません。」と制止され、ゴールすることなく今年のレースが終わってしまった。
一息ついてヘルメットを外して見ると、バキバキに壊れている。もしヘルメットが無かったら、と思うとゾッとした。またグローブもビリビリに破れていたが、クローブで保護されていた部分は無傷であった。今回ばかりは、ヘルメットやグローブの重要性と有り難さを身に染みて感じた。しばらく回収車の到着を待ち、救護室へ搬送されて傷の応急処置を受けたが、傷部を水で洗う時には余りの痛さに飛び上がった。
今回の落車の原因は、前に割り込んで来た自転車のマナーにも問題があるとは思うが、自分自身の集中力が欠けていたことも否めない。平常心であれば即座にブレーキをかけて速度を落とし、後ろに付くことができたはずだ。この絶好のポジションを譲りたくない、という気持ちがあったために対応が遅れることになったと思う。初めての高順位でのゴールを目前にして、冷静な判断ができなくなっていたようだ。また、大きな集団の中ではなく、2~3列という少人数での併走であったため、スペースがある分、接触事故に対する警戒を怠っていたことも確かだ。これは今後、自転車に乗る上で十分に注意して行かなければならないところだ。
そして、レース中といえども、皆が少しずつ譲り合う気持ちを持つようになれば、このような事故は大幅に減り、自転車競技は楽しく安全なものになるに違いない。遅ればせながら今回、自分自身が痛い目に遭い、そのことにようやく気付くことができた。それにしても人生初の落車が、この場所、このタイミングとは・・・。何事も調子に乗って油断した時が一番危険、と言うことを肝に銘じたい。
不幸中の幸いは、私の落車に起因する後続の落車が発生しなかったことだ。この点においては、神様に感謝をしなくてはならない。もう一つ言うと、50km近い速度からの落車で打撲も骨折もなく、擦り傷だけで済んだということもラッキーという以外にない。今回、非常に痛い思いをしたが、これから自転車を続けて行く上において、それ以上に貴重な勉強をすることができたと思うことにしたい。
最後になりますが、J店長をはじめ今回参加されたメンバーの皆様には、私の落車により大変な心配とご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳なく思います。しばらく休養を頂きますが、必ず超回復を果たし、再び一緒に走れるように頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

レポート
HBE
谷口 誠
5周の部B1組
97 69 岡野憲二 43 兵庫県 HEART BEAT 5 51:36,42 09:53,64 33,72km/h
DNF 70 井上義邦 41 兵庫県 HEART BEAT 4
昨日の引き続き 女子2週。 今日はまりちゃんと同じ! まりちゃんは初めてだ・・
ギアを見るとアウターしかも重い・・・まずギアはインナーでないと上がれないよ・・
右側はバルバが多いから左側で・・・ クリートキャッチが上手くいかなくても焦らず前と余裕をもって開けておけば大丈夫などなど。
昨日はスタート直後に落車があったので 巻き込まれないように前の人を選びながらスタートラインへ
あれ このジャージの人フェミニンの登録選手だ この人の後ろなら大丈夫だろう
いざスタート! クリートOK 何とか登れる 位置もいいぞ今度こそいける!!
シケインに入り何とかくらえついて行く! 次は丘越えだ! スピードが上がる・・・
集団が切れた 第二集団だ 何とか離れないようについて行く、今日は楽だ行けるぞ!
ダンロップカーブで キャー えっ!!! 落車だ 何とか避けたがかなりのロスだ集団は行ってしまった・・。巻き込まれなかっただけラッキーと思わねば・・。
着いて行っていただけにかなり悔しい・・ つける人を探すがいない・・・。
ペースもかなり落ちてきた やばい・・下りでギアを重くするがなかなか落ちなくて入らない! 悔しい 涙が出そうに悔しい・・・。
何とか第一コーナーを回り スタートの登りを気合で上がる!
「大西さん頑張れ!いけいけ!」前田夫婦の声が聞こえる 何とか登り切り つける人を見つけ後ろをついて行く・・
最後の下りで頼むギアが入るように!と一番重くして惰性で
そしてアウターで登りに入る 後ろから気配がし始めた きた ついていた人だ・・
絶対に抜かされるものかと必死で重いギアを踏んでゴール!
抜かされずに済んだが 集団について行っていただけに非常に悔しい・・・一人旅になってから かなりペースが落ちてしまった・・・集団を離れると最悪だ。周りがアウターで回しているところをインナーで回し、平地、下りに入ると明らかに差がでる・・。 やや登りは腹が立つほど悔しい・・・。
一段上げたら二段あがり・・・ 落としていくほど入りにくくトップになかなか入らない・・・
ローが重くて段々踏めなくなる・・前に比べて2段ほど少ないのだから・・・。
ギアのせいにしてはいけないのは分かっている自分の練習技量が足りないのだろう・・・。
インナーとアウターの進む距離の差はかなり痛い・・・。
今回は集団について行けていたのでかなり悔しい・・・ みんな私以上に練習しているのだろう・・。
みんなに練習をつけてもらっていたのになかなか思うように結果がでず 本当に申し訳ない・・・ 反省しつつ 今後どうするか考えよう。10月から 事務所を三宮から西宮へ引っ越しをする。9月はばたばたで乗れない・・・
仕事内容を変えたり、人が出来ない分野を必死で勉強してきた結果だ 自転車も一緒だが人と同じことをしていても何もならない・・・。
練習内容やギアを考えて頑張ろう! よしっ次は西チャレ 広島だ!絶対にリベンジしてやるっ!!!!
74人中 42位 23分14秒25 29.95km/h
トップ18分41秒76 差4分32秒49

レポート
HBE
大西佳代子
2周の部女子B
順位 No. 氏名 年齢 地区 チーム 周回 タイム トップとの差 平均速度
42 434 大西佳代子 42 兵庫県 HEART BEAT 2 23:14,25 04:32,49 29.95km/h
DNF 433 羽渕茉莉子 31 兵庫県 HEART BEAT 1
2周の部B2組
順位 No. 氏名 年齢 地区 チーム 周回 タイム トップとの差 平均速度
85 288 江草隆志 45 兵庫県 HEART BEAT 2 20:11,90 03:11,04 34.46km/h
エリート B 2組
順位 No. 氏名 年齢 地区 チーム 周回 タイム トップとの差 平均速度
DNF 642 藪脇大輔 兵庫県 HEART BEAT 6
2日目、エリート(7周)
 真昼間のレース、かなり暑いことが予想される(実際非常に暑かった)。昨日の失敗から時間がたち冷静に振り返る中で、失敗を繰り返さないためにも準備をしっかり行った。アップもしっかりと、心拍を見ながら入念に。水分やカロリーも摂るタイミングを考えながらしっかりと。そして何より前日のレースを思い返して、何が駄目だったかと再確認してレースに臨んだ。
 スタート、前日につづきクリートキャッチに失敗するもすぐに立て直す。そして集団から離されないようについていく。鈴鹿は位置取りが命。そのために集団内でのバイクコントロールが必須。あとはポイントポイントでのダッシュ力。1つ1つイメージしたことを実践していく。最初の2周は集団で付いていけたが、3周目に入るホームストレートで離されてしまった。やはり練習不足がもろに出ている。周囲の人と協力しようとしたりするも、自分のミスもあってうまくいかず、基本的に一人旅。集団から離れた途端にまたふくらはぎがぴくぴくと痙攣しだす、やっぱり集団走行が出来ないといけないなーと痛感しながら出来るだけ省エネ&最速で走る。5周目に入ったところで後ろから4人ぐらいの塊が来てそれに乗っていくも1周が限界。結局周回遅れにより6周でレース終了。
 完走も出来なかったけど、前日と比べると手ごたえを感じることが出来ました。前日はそんなに高くない鼻をポッキリと折られてしまったけど、今日はその鼻に包帯まくことはできたはず。来年また帰ってきて頑張りたいです。

最後に。
 帰りの車の中、恒例の「にわしトーク」がさく裂!車内が大いに盛り上がりましたが、その中で感じたことは「鈴鹿はいいなー!」ということ。こうしてエキップもレーシングも関係なく、年も職業も関係なく、お互いを応援しあい、それぞれが頑張る、だから終わったときに最高の充実感を感じられるんだと思いました。また来年も参加して、チームのみんなと最高の鈴鹿にできたらいいなと、そんなことを思いながらの帰り道でした。

レポート
HBE
籔脇大輔