29日
第1ステージ 距離5周(29.105km)
 21回目の夏、鈴鹿!今年は5ステージにHBR4名が挑んだ!
 初日第1ステージはフルコース5周、今回の作戦はチームが固まること、1周目はなんとか集団に着いていく4名、しかし今回落車が多い、かなり危険な展開、2周目、落車からのストップ&ゴーが多い。今年まるっきり調子が上がらないJ店長、これには流石にテンションが下がる。3周目稲津選手が先頭に上がった。メンバーサポートしようと集団に上がろうとするがなかなか身動きがとれない。そのうちサポートも無しの稲津選手集団の後に下がっていく。最終周、第一コーナーで落車、後藤選手難とか巻き込まれずにすんだ。J店長は巻き込まれはしなかったが完全に速度は止まり、集団からちぎれてしまいシケインの所までもうダッシュ!なんとか追いついたがスプーンカーブで遅れ気味になりS字カーブで集団からちぎれてしまった。稲津選手も落車は避けることが出来たが完全に集団からちぎれてしまった。一方、津崎選手は落車には巻き込まれなかったものの横の選手と接触してしまい完全に出遅れてしまった。後藤選手はなんとか集団ゴール。3名の選手は後味の悪いレースとなった。
第1ステージ 距離5周(29.105km)
Pl. Num 選手名 チーム名 タイム トップ差 平均速度
30 173 後藤晋司/ゴトウシンジ HEART BEAT Racing 0:40:15 00:00 43.38km/h
83 171 高垣茂光/タカガキシゲミツ HEART BEAT Racing 0:41:07 +00:52 42.47km/h
104 174 稲津祐哉/イナヅユウヤ HEART BEAT Racing 0:43;12 +02;57 40.42km/h
106 172 津崎忠広/ツザキタダヒロ HEART BEAT Racing 0:43:19 +03.04 40.31km/h

第2ステージ(個人TT)距離:S1周(2.243km)
 第2ステージは、個人TT、タイムの遅い順番からスタート。HBRの最初は津崎選手、先ほどの接触からのショックをはねとばすような勢いでまずまずのタイム、続いて稲津選手も懇親のダッシュでスタート、J店長は調子が上がらないまま走りきった。チームではエースポイント後藤選手もまずまずのタイム!次へと向かう。
第2ステージ(個人TT)距離:S1周(2.243km)
Pl. Num 選手名 チーム名 タイム トップ差 平均速度
64 173 後藤晋司/ゴトウシンジ HEART BEAT Racing 03:04.54 +00:17.92 43.75km/h
66 172 津崎忠広/ツザキタダヒロ HEART BEAT Racing 03:05.01 +00:18.39 43.64km/h
118 174 稲津祐哉/イナヅユウヤ HEART BEAT Racing 03;11.32 +00:24.70 42.20km/h
119 171 高垣茂光/タカガキシゲミツ HEART BEAT Racing 03:11.45 +00:24.83 42.17km/h

第3ステージ(チームTT)距離:4周(23.284km)

本日最終の第3ステージはチームTT、先週、付け焼き刃のチーム練習がどこまで通じるか、作戦は最初は確かめ合いながらスタート、3周までは脱落者をサポート、3周目ラストの第一コーナーからスピードを上げ、3番選手重視で回す。後藤選手、稲津選手、J店長、津崎選手の順番。1周目ぎこちないローテーション。2周目はそこそこの形になってきた。スキルShimanoが悠々とHBRを抜いていく、3周目に入りペースを上げるJ店長、しかしメンバー速度を上げない。実はJ店長4周目だと勘違い、シケインまで上がりメンバーに確認、完全な浪費!しかしだんだんペースが上がっていく。最終周回、スピードを上げる。まだ脱落者は出てこない!最終第一コーナー、先頭は稲津選手が引いている。J店長瞬時にロケット砲作戦、コーナー立ち上がりまで稲津選手が引っ張り続け、続いてJ店長が引く、そして津崎選手、後藤選手が入り、稲津選手かJ店長がゴールする。J店長の頭の中には茄子アンダルシアのゴール前のデットヒートのBGMが鳴り続けていた。稲津選手がコーナーを回りきると同時にJ店長が飛び出す。そして津崎選手に回す。かなり加速している感覚が体感でわかる。稲津選手はさっきの引きで完全燃焼、3番手はJ店長、すぐに後藤選手を追いかける。なんとかちぎれずにゴールしたが3台分ぐらいの間隔が開いていた。このチームロードでメンバーのモチベーションが上がった。特に第一コーナーからの稲津選手の引きがいい仕事をした。しかしよく考えるとJ店長が稲津選手を犠牲にした記録と言うことになった?しかしメンバーが高揚したのは確かだった。
第3ステージ(チームTT)距離:4周(23.284km)
Pl. チーム名 タイム トップ差 平均速度
19 HEART BEAT Racing 0:35:22.43 +03:00.56 39.49km/h

30日
第4ステージ 距離:S5周(11.215km)
鈴鹿2日目、第4ステージは個人TTのコースを5周、相性が悪いJ店長だけが少しブルーになっている。しかしスタートしてみれば安定して集団にはいることが出来。落車も少なく、短いレースも無事集団で帰ることが出来た。
第4ステージ 距離:S5周(11.215km)
Pl. Num 選手名 チーム名 タイム トップ差 平均速度
20 173 後藤晋司/ゴトウシンジ HEART BEAT Racing 0:15:06 00:00 44.56km/h
60 171 高垣茂光/タカガキシゲミツ HEART BEAT Racing 0:15:06 00:00 44.56km/h
121 172 津崎忠広/ツザキタダヒロ HEART BEAT Racing 0:15:06 00:00 44.56km/h
122 174 稲津祐哉/イナヅユウヤ HEART BEAT Racing 0:15:06 00:00 44.56km/h

第5ステージ 距離:7周(40.747km)

 最終ステージ、5ステージでは最も長い7周、高速レースだけに少し心配が残る。メンバーの作戦は、なんとか集団に紛れ込み3周目からチームで固まり、最終周130Rから後藤選手を先頭に出すと言う作戦!1周目、津崎選手、J店長、○○店長をマーク、津崎選手、J店長が追いかける。しかしあっさり前に出られ見えなくなった。2周目J店長前に出る。周りを見てもメンバー誰もいない。そのままの状態で走る。3周目、4周目に稲津選手、J店長の後に着く、メンバーが固まりだした。S字に来るとプシューとパンクの音、下りだけに集団が一気に乱れる。5周目、後藤選手とJ店長周回の確認、とメンバーの確認、気にしながら走るが確認がとれない。そうこうしているうちに最終周、メンバーは後藤選手とJ店長が右側後方、津崎選手は左にいた。シケインを過ぎ後方からJ店長が後藤選手に合図を掛け先頭に出る。西ストレートの上りで集団が右に寄る。その合間を縫ってスプーンで前方近くまで登ったがJ店長前に出ることが出来ない。津崎選手は前方まで出て合流しようとするが集団スピードが上がり前に出られない。デグナーで後藤選手がまえに出て今度はJ店長が追いかける。第一コーナーから一気にスパートを掛ける。後藤選手、津崎選手、J店長は集団ゴール。稲津選手を捜すが見あたらない。津崎選手から先ほどのパンクは稲津選手とのこと全員完走は出来なかったが、チームとしての展開が出来たことに成果はあった。
第5ステージ 距離:7周(40.747km)
Pl. Num 選手名 チーム名 タイム トップ差 平均速度
28 173 後藤晋司/ゴトウシンジ HEART BEAT Racing 0:57:32 00:00 42.49km/h
42 171 高垣茂光/タカガキシゲミツ HEART BEAT Racing 0:57:32 00:00 42.49km/h
98 172 津崎忠広/ツザキタダヒロ HEART BEAT Racing 0:57:32 00:00 42.49km/h
174 稲津祐哉/イナヅユウヤ HEART BEAT Racing DNF -3Lop
レポート
HBR 津崎忠広
第1ステージ 距離5周
 集団から遅れないことを目標にスタート。スタートしてすぐ強引な割り込みにより接触。危ない。その後も集団に落ち着きがなく不安定でホームストレートですら落車が起きる始末。3周目の最終コーナーで別クラスの周回遅れ絡みでの大落車発生。ペダルを外し一旦ストップ。集団ははるか彼方、1週全開で追いかけるが追いつくわけもなく3分差でのゴールとなった。いきなり第1ステージからつまずいてしまった。

第2ステージ 個人TT
 気を取り直して第2ステージ、周りを見渡すとDHバー、エアロヘルメットを使用している選手も結構いる。距離が短いので最初から全開でいくこととする。スタートでサドルを持ってくれるというのでお願いするとこれがまた不安定で立ちゴケ寸前。何とかスタート前走者を目標に走る。2人抜いてあっという間にホームストレートに帰ってくる。足がパンパン、心拍マックス、キツイ。トップの選手とアベレージスピードが5キロも違う、どんだけ速いんだ。落車の心配がない点は気が楽だった。

第3ステージ TTT
 4周回のうち3周までは脱落者を出さずに走り最終周は遅れる者がいても待たない。という作戦でいく。1周目が終わりかなりキツイ。登りゆっくり、平坦で踏もうとみんなにお願いして負荷がなるべく一定になるように走る。最終周に入りラストスパートつらい。最終コーナーから限界、力を出し切って何とかゴール。トップのチームから3分遅れだった。現状の力は出し切ったと思うが改善できる点はありもっと速くなれると思う。

第4ステージ ショートコース5周
 距離が短くハイスピードな展開が予想されたが二日目でみんな疲れているのかそんなに速いとは感じなかった。終始ピット側で走っていたため登りコーナーで詰まって前に行けない。最終周ハートビートジャージーが先頭まで一気に上がっていくのが見えた。後藤君だ。ゴール直前まで逃げたらしい。こちらは何もすることなく集団後方でゴール。

第5ステージ 7周
 最終周のバックストレートからチームで一気に前に行くと作戦を立てた。そこまではなるべく力を使わないよう心がけるが位置取りがうまくいかずチームメイトから1人はぐれてしまう。中盤で稲津君がパンクでリタイヤしてしまった。最終周に入るホームストレートに入っても集団最後尾、さらにシケインで目の前で落車。バックストレートで全開で踏んで前に上がろうと試みるが集団もペースが速くこちらもイッパイ。高垣、後藤列車に合流することができずにそのまま集団最後尾でゴール。なにもできずに終わってしまった。


二日で5レースは非常につかれた。また選手間のレベルの差が大きく集団が不安定となり怖かった。
レポート
HBC 稲津祐哉
今回参加したのは5ステージ鈴鹿で、2日間で5回もレースをした。
1日目
第1ステージ5周回のフルコース。最初の2周程は集団で走行。3周目、集団内の前の方に行こうと加速したら、先頭にたってしまい、付いてきた2人と逃げる。半周程で捕まって、集団に一気に抜かされる。その後、落車があり集団が2つに離れる。先頭集団からかなり遅れてレースを終えた。一度、先頭を走れたのは気持ちよかったが、逃げるにはもっと力を付けないと逃げれないと思った。
第2ステージ個人TT
たった2km程なので、すぐに終わったが、終わった後、頭がガンガンした。たった2kmでも本気で走れば、いい練習になると思った。
第3ステージ、フルコース4周回のチームTT
周を重ねるごとにうまくローテーションでき、気持ちよかった。ベストな走りができたと思う。
2日目
第4ステージ、東ショート5周回
今回は逃げずに集団ゴールしようと決めていたので、集団の後の方でゴールできた。だが、落車を怖がって、前の人に近づけなかったのが反省点。
第5ステージ、フルコース7周回
40kmもあるため、集団はゆっくり進み、常に集団内にいることができた。レースの半分くらいから集団内の前の方をキープできて、集団走行にも慣れてきて順調だった。だが、5周目の下りでパンクしてリタイアする結果となった。
5ステージ鈴鹿はハードなスケジュールだったけど、レース経験の少ない自分にはいい経験になった。やっぱり集団走行がうまくできないとダメだと感じた。
鈴鹿5ステージ 総合結果
5ステージスズカ
個人総合成績
Num 選手名 第1ステージ 第2ステージ 第3ステージ 第4ステージ 第5ステージ Pl.
総合タイム トップ差 総合タイム トップ差 総合タイム トップ差 総合タイム トップ差 総合タイム トップ差
173 後藤晋司 0:40:15 +0:13 0:43:19 +0:27 1:18:41 +3:25 1:33:47 +3:31 2:31:19 +3:37 54
171 高垣茂光 0:41:07 +1:05 0:44:18 +1:26 1:19:40 +4:24 1:34:46 +4:30 2:32:18 +4:36 64
172 津崎忠広 0:43:19 +3:17 0:46:24 +3:32 1:21:46 +6:30 1:36:52 +6:36 2:34:24 +6:42 76
174 稲津祐哉 0:43;12 +3:10 0:446:23 +3:31 1:21:49 +6:33 1:36:55 +6:39 3:15:22 +47:40 83
チーム成績
Pl. ステージ タイム SPl. 総合タイム トップ差
24 第1ステージ 2:04:34 24 2:05:06 0:04:21
24 第2ステージ 0:09:20 21 2:13:54 0:04:35
22 第3ステージ 0:35;22 19 2:49:16 0:07:33
21 第4ステージ 0:45:18 23 3:34:34 0:07:33
19 第5ステージ 2:52:36 12 6:27:10 0:07:33
26h Shimano Suzuka Road
First day Night of Suzuka Five stages Final day
2009.8.29/30
メンバーレポート
HBR 津崎忠広 選手
HBC 稲津祐哉 選手