第10回 JBCF 輪島ロードレース                           2017/10/8
 10年続いた石川県輪島市の輪島ロード、いろいろな面で最後のレースとなった。
思い出もそれぞれの思いが交差した。
 新温泉町、5時出発、関宮5時40分、和田山を6時半と津崎選手、稲津選手と合流し11時過ぎに輪島に到着。受付を済ませ宿に帰った。

 レース当日、6時過ぎ、スタッフ班は会場に行き、津崎、稲津選手は自走で会場に向かった。
RIS9 クワトロカーボン 11-28
バーム500ML
今年で最後となる輪島ロードレース。悔いの残らぬよう全力を出したい。
E2は69名出走と人数は少ない。
最近は2周目の最初の登りでちぎれてしまうので、パワーメーターを見て、出力を一定にするように意識する。
レーススタート。相変わらず最初の登りのペースが早い。集団のペースを無視して、平均パワー300w程で登りきる。ギリギリ集団に入れた。
最初にパワーを温存できたので、鬼門だった2周目の登りも集団で越える。集団の人数は6名となる。
最後周回、2本目登りの頂上前でアタックがかかる。死ぬ気で付いていく。この終盤で350w程を1~2分キープしてなんとか頂上を越える。集団は3名になり、下りでも踏みまくる。
下りきると後ろが追い付き結局6名に戻る。
ゴール前1km程から横に拡がり牽制状態になる。1名早めにスプリントを開始する。続いてみんな一斉にスプリントを始めるが、自分は脚が終わっていてまったく付いていけない。
力尽きた選手を1名抜いてゴールする。なんとか5位入賞することができた。
とにかく結果を残すことができて良かった。次のレースでも地道な練習を続けて、良い結果が出せるように努力しようと思う。
レポート HBR 稲津祐哉
 JBCFから、もう辞めてくれと言うまで走ってやると言う思いできたのだが、やはり体力の限界と言うより集中力の限界、これが本音だがこれを最後にJBCFのレースを最後に引退試合と決めた。
そんなにいつ辞めても誰も気に掛けないほどの選手生活だったが完走できなくなった事に気力が無くなった。
 最後のスタート、出だしは予想道理、すぐに登に入り予想通り着いていけない。後ろを向けば一番最後ということが怖いのでただ後尾集団に着いていく!一番最後かもしれないと言うことが頭には慣れない。パンクの選手を越しなんとか最後じゃなくなった?でも棄権したらやはり最後だと食らいついて登りの前で一人抜かす。これでトラブルの選手を除いて一番最後は免れたのでこれを死守。一周目はなんとかE3の先頭の選手に追い付かれなかったが2周目すぐに追い抜かれた。最後の周回覚悟で全力で上がる。先頭より8分!と声が掛かるが多分E3の先頭のことだろう。諦めず2つめの峠を登り切り2周目でタイムアウト。私の実業団選手生活は終わった。引退するということは向上することを目指さなくなる。人として生き方に向上することを辞めるということはプロではないので矛盾は感じる。ただ後に道を譲るには自分が引退し、挑戦する選手のチャレンジを助けようと考えた結果いつまでも現役にこだわってはいけないと思った。ただ年齢が行っても挑戦できる環境を作ろうと思う。ロードレースは引退しても苦手なヒルクライム等はまだまだやっていくつもりだ。実業団としてのレポートもこれが最後となる。(HBE50Bとしてのレポートは書くつもりです)
レポート HBR高垣茂光
順位 固定No 選手ID 選手名 チーム名 Time +Top km/h Point
5 554 1000001 稲津 祐哉 HEART BEAT Racing 但馬 1:10:36.01 00:04 32.46 35
19 555 0500042 津崎 忠広 HEART BEAT Racing 但馬 1:14:57.04 04:25 30.58 15
- 556 0300027 高垣 茂光 HEART BEAT Racing 但馬 DNF - - 4