北播磨サイクルエンデューロ

2015/8/9

 北播磨エンデューロに初めて参加する。午前中の3時間エンデューロにエントリーしている。コースは1周3.6kmで、軽めの登りが2ヵ所あり、道は広く走りやすい。スプリンター向きのコースだ。コース中に陸上競技場内を走ることができるので、気分は陸上ランナーになれる。午前中だが、8時半スタートでかなり暑い。体調も最悪で、お腹の調子が悪く、昨日の練習会も行けなかった。
 3時間エンデューロは65名の参加だが、別カテゴリーも混ざり、100名以上はいる。
スタート直後はとりあえず先頭付近を走る。2、3周すると、集団内の選手のレベルがまとまってきたので、中切れのリスクが下がり、集団の中程へと移動する。元気のある選手が先頭をガンガン引いているので、助かる。中切れしないよう付いていくのみ。
 1時間程経過し、元気な選手が先頭を引かなくなり、一気にペースが落ちる。しかし、危険な暑さなので、油断すれば熱中症にかかりそうだ。ドリンクをこまめに取る。
 1時間半程経過。ドリンク1本空になり、今のうちにドリンクを1本補給する。1回目はまったくキャッチできず、2回目でうまくキャッチして事なきを得る。これで、最後まで水分は足りる。大西さんありがとう!
 レースはいよいよ残り30分。走ってる内に調子も最悪→普通くらいに上がり、なんとかなりそう。先頭付近にポジションを上げ、アタックに備える。1名登り坂で強力なアタック。残り時間がまだ30分はあり、少し早いが、追走し、合流する。2名で逃げようかと思いきや、脚にバンドが巻かれている。チームでの参加選手だった!どっち道、1周もしないうちに集団に吸収される。残り20分を切り、今度は同じカテゴリーの選手がアタックし、付いていき、2名で逃げようとするが、集団が近くあきらめる。しかし、この選手はかなり強いと感じる。その選手と会話し、『最終周の最後の登りきったとこで、さらにアタックして逃げきろう』と相談する。
 そして、最後の登りに入る。先頭に出て全力で前を引く。脚がつりそうだ。登りきったとこで、先程の選手が強烈なアタックをする。付いていきたいが、離れてしまい。先頭1名、自分1人、集団と3つに別れる。なんとか2位でゴールしたろうと、全力を出すが、ゴール200M前で捕まる。脚を使いきり、スプリントができない。たくさんの選手に抜かれてしまいゴールする。逃げていた選手は逃げ切ったみたいで、後ろに付けなかったことが悔しい。スプリントにしてもアタックの反応にしても、瞬発的な高パワーが必要なので、そこを鍛える必要がある。後は、逃げ切りの2分位の高パワーも必要だ。
 ゴールは10位くらいだったので、飯食ったりしてダラダラしてからリザルトを見ると、別カテゴリーが混ざっていた関係で、6位に入っていることを発見した。しかし、表彰式は終わっている。賞状をもらうが、副賞なく、1位だけらしい。なので、次回参加の際は1位だけを狙おうと思う。

RIS9 ボーマカーボン 11-23
補給 ウイダー1 CCD600ML×3
レポート HBR 稲津祐哉
 鈴鹿の前哨戦として、北播磨サ イクルエンデューロに参加しました。チームからは3時間ソロに稲津君がエントリー。さすがにこの年で3時間走るのは無謀と考え2時間耐久にする。9時半ごろ会場に到着すると、稲津君が先頭集団で走っている姿が見えた。かれこれ1時間以 上走っていると思うが余裕さえ感じる。大西さんも応援に駆け付けてくれて、ボ トル交換のサポートや写真撮影を行ってくれている。稲津君は先日の大会で優勝しているだけに今回のレースも期待が高まる。2時間ぐらい大西さんと一緒に写真やビデオの撮影に走り回った。ただ予想以上に暑く汗が噴き出る。走ってもいないのに、待っている間にスポーツドリンクを1.5Lを飲み干 す。そして稲津君のゴール。集団でのゴールスプリントになり結果は6位だったが、2位と全くタイム差がなかっただけにちょっと悔しい。それでも6位入賞はさすがです。2大会連続の入賞、おめでとうございます。ゴール後、稲津君にレース展開やコースの状況などをいろいろ聞いていて、自分のレースの準 備をすることをすっかり忘れていた。
 スタートまで30分。急いで昼食のアンパンを食べていると試走終了時間のアナウンスが。2個目のパンをほうばりながら試走に出かける。何とか1周は走れたが、アームカバーや日焼け止め、ボトルの準備をしているとスタート3分前。何とか間 に合ったが最後尾からのスタートになってしまった。稲津君と大西さんが横まで応援に来てくれていたが、私以上にヤキモキしていたのではな いだろうか。(笑)
 緊張感する間も無くレーススタート。さっき食べたアンパンのせいか胃の辺りが重苦しいし、先頭は遥か彼方なので最初はゆっくり行くことにする。序盤は負担軽減の ため脚の合う人を見つけて後ろに付こうと思うが、なかなかペースが合う人が見 つからず単独で走ることが多かった。時々数人で協調性のないローテを試みるがペースが上がらない。胃の状態も改善せず、水分補給のためにドリンクを飲むといつまでも胃の辺りでチャプチャプしているようで気分が悪い。こんな経験は初めてだ。そうこうしながらも落ちてくる人をパスし、少しずつ順位を上げる。
 50分ぐらい走ったところで先頭集団に追い越される。いつもならこれに乗せて行ってもらう ところだが、抜かれたところが唯一の登り区間ということで、上手く乗ることができなかった。この時点では脚にはまだ余裕があったため、その後に来た第二集団と思われるグループに乗せてもらい走り始める。しかし20分ぐらい付いて走ると足に違和感を感じたので念のためペースを落とす。胃の調子も 改善しない。残り時間25分で再び先頭集団が通りかかる。今度は下りのストレートで抜かれたためスムーズに集団に合流できた。登りも空気 抵抗を感じることがなく、下りはペダルを止めていても付いて行けるので、やは り集団内にいると楽だ。また稲津君も大西さんも暑い中応援してくれているの で、少しは良いところを見てもらわなくてはならないので頑張る。(笑)このままゴールまで付いて行けるかな、と思ったが、次の登りでいき なり両足が引き攣った。もしかして脱水症状か?慌ててドリンクを飲もうとするが気分が悪く戻しそうになる。しかた無く集団を離脱し回復走 で走る。後は前回と同様、ダメージを避けるためLSDペースで走るしかなかっ た。スタミナ不足と、高齢者かつメタボは熱中症に弱いということを実感する。
 それでも結果は23位ということで、80人ぐらいは抜いたことになる。年の割りにはよく頑張ったということにしておこう。それもこれも稲 津君と大西さんの応援とサポートがあったから、ということは言うまでもない。稲津君はレースで疲れているのに終わるまで待っていてくれて いたし、大西さんは一日中、猛暑の中、応援に加えボトル交換なども行ってもら いました。その上、重いクーラーを担いで来てドリンクやフルーツ、いなり寿司まで用意してくれていました。やはりチームの仲間がいてくれ るというのは心強いし、本当に有り難いことです。感謝!今回のコースは陸上競技場の内外を走るコースで、コース幅もありきついアップダウンもな く、非常に走りやすいコースでした。特に競技場内のトラックを自転車で走るのは最高に気分が良かった。登り坂が無いので稲津君には物足り なかったと思いますが、私には最適のコースでした。もう少し気候の良い時に開催してもらえれば、また参加したいと思います。それとレース の準備は余裕を
持って行うこと。これが本日の最大の反省と学習ポイントでした。さて次は、いよいよ鈴鹿ですね。皆で楽しく頑張りましょう!
 レポート HBE 谷口 誠
3時間エンデューロ ロードソロ
順位 No. 氏名 チーム 周回 タイム トップ差 km/h
6 3006 稲津 祐哉 HEART BEAT Racing但馬 34 3:03:26 0:08 36.69km/h
2時間エンデューロ ロードソロ
順位 No. 氏名 チーム 周回 タイム トップ差 km/h
23 2070 谷口 誠 HEART BEAT Equipe 20 2:03:47 -3Lap 31.98km/h