サイクルエンデューロin播磨中央公園                          2014/9/6
9月6日、エンデューロレースの午前中に行われたチームスプリントに参加しました。先日の鈴鹿ではチームTTが雷雨のために中止となってしまったので、一度チームで走ってみたいなとは思っていたのですが、最初に今回のメンバーを聞かされた時はビビりました。HBRが誇るキングさん・プリンス君・キャプテンという錚々たるメンバーの中に、初心者兼シニアである私が一人混じるのはさすがに抵抗があったのですが、店長からレース前のお遊びだから、ということで説得され一緒に走ることになりました。このチームスプリントは7.8kmのコースを1周するレースで、3番目にゴールした選手のタイムで競うということもあり、走行距離的にも4人目のタイムは関係ないということからも、気分的には少し楽でした。ただ、チームスプリントはこの日の最初のレースで、それも我々HBRがトップバッターということもあり注目される分、普段のレース以上に緊張しましたが、スタートラインに立ちチームの皆さんと話をしていると、安心感からか不思議と落ち着くことができました。しかし、スタートしてからのスピードは決してお遊びと思えるものではなく、私は4番手として付いて行くだけで精いっぱいでした。プランとしては行けるところまで、最速のプリンス君が先頭を引き、辛くなったらチーム最強のキングさんと交代するということだったのですが、結局プリンス君が最後まで一人で先頭を引き続けてくれました。私自身、本気で走るHBRの皆さんと一緒に走るのは初めてだったので、ハラハラ&ドキドキ状態で付いて行ったのですが、実戦でのコース取りやダンシングのタイミングなど、いろいろと勉強できましたし、誰もいないレースコースをチームのメンバーだけで走るというのも、とても新鮮な感覚でした。途中の登りで4人が1列になって一斉にダンシングで坂をかけ上がるところなどは、漫画の一コマを見ているようで、我ながら「カッコエェーやん!」と思ってしまいました。(笑)
また、下りやコーナーを一列になって高速で駆け抜けて行く感覚も、他のレースとは一味違うスリルを味わうことができました。そして5kmぐらい走ったところで、3番手を走っていたキャプテンと2番手のキングさんの間に少し間ができたので、私がその間を埋めるために割り込んだのですが、「行って、行って!」というキャプテンの合図でプリンス君がペースアップ。キングさんもプリンス君に合わせて加速したので、私もその後に付いてゴールを目指して全力で回しました。その後もテクニカルなコーナーやアップダウンがありましたが、お二人のリードとドラフティング効果のおかげで、無事にゴールまで
走り切ることができました。
 手元の時計では、昨年の優勝タイムよりも20秒以上速かったので、これはもしかすると優勝できるんじゃないか?なんて期待したのですが、世の中そう甘くはなく、次のチームにあっさりと抜かれてしまいました。残念!しかし今回のレースはチームで走るという、今までには無い楽しくて貴重な経験をさせて頂くことができました。チームの皆さん、特に終始先頭を引き、何度も後ろを振り返り、私が付いて来ているかを確認しながら、スピード調整をしてくれたプリンス君に感謝しています。来年は是非ともHBRのベストメンバーで優勝を狙ってもらいたいものです。
レポート HBE 谷口誠 
午前中はチームスプリントに参加した。
5チームしか参加していないが、アナウンサーがいて、スズカ並にかなり盛り上げてくれる。津崎さん、田中さん、谷口さんと自分の4人で参加した。やる気満々で一人で引き倒し、頑張った。結果は3位で、トップと大差がなかったので、しっかり練習して挑めば、トップが狙えると感じた。
 昼からは、2時間エンデューロに参加した。大体10周位でレースは終るようなので、最初は我慢して、集団に待機。4周目?で早くも痺れを切らし、アタックした。見事に成功したが、先が長すぎた。しかも1人逃げになってしまったので、最後まで持つはずがない。案の定、1周回程逃げたが、集団に捕まってしまう。脚を使いきってしまったが、集団にはなんとか遅れないように完走目的で走る。9周目の途中で、ついに脚が両側つってしまい、集団から一旦離れてしまう。ドリンクをガボガボ飲むと何とか回復し、頑張って集団復帰を果たす。最終の10周目でも脚がつりかけるが、何とか集団スプリントまで残り、スプリントするが、脚がつってしまい回らない。結局8位でゴールした。敗因はアタックが早すぎたことと、脚がつってしまったこと。なので、レース中にミネラルの摂取をし、アタックするなら、最終局面まで我慢して爆発させようと思う。アタックもできて、集団スプリントもしたので、納得のいくロードレースだった。
   レポート HBR 稲津祐哉
 2時間耐久にでました。
アップの時より感じたのが、出発地点の1キロ過ぎから橋までが非常に走りにくい。ここを通過するのが苦痛でした。3周まで同じペースの2男子選手と走行、4周目入った所で、周回違いのだんご3選手に追い抜かれたと思えば、一緒に走っていた2選手がペースをあげて3名の後ろについて直ぐ前方へ。男子選手は最初から飛ばすイメージがあるので、行かれた喪失感が大きくペースダウン。例の走りにくい区間でとぼとぼ。周回違いの谷口さんが私の追い抜きをスローにして“大丈夫?”と声かけて下さった。あの時は朦朧としていました。橋の手前で脚は外さず止まり腰を伸ばして深呼吸。リセットでき、7周何とか走れました。今回1時間で疲労が来たので走りこみ、特に登り練習を重点的にしたいです。
レポート HBR 足立和子
   
エンデューロにはHBRからも多くの参加があり、一人で走るよりも気合いが入ます。

 今回は9周完走を目標とし、一定ペースで9周完走を狙うか、玉砕覚悟で先頭集団について走るか迷うことろ。やはりレースの醍醐味を味わえるのは先頭集団、ということでスタートする。午前中の疲れが出るかな?と思いきや、スタートから不思議と脚が回る。午前中のレースがウォーミングアップになったのかも。集団がスタートからそこそこのペースで走るため、参加選手がどんどん千切れて行く。鈴鹿で小集団の千切れに巻き込まれて酷い目に遭ったので、今回は遠慮なくパスして行くことに。登りで遅れそうな人、コーナーの立ち上がりで差がつく人など次々とパス。前を見ると、津崎さんと稲津君の2人が集団の先頭に立って引っ張っているので頼もしい。その内にどんどん後方が千切れて、2周目の途中で自分の後ろがいなくなる。次は自分の番、とは考えもせず「ここまで来ればもう大丈夫。」今日は最高のレース運びができていると自己満足の世界に浸る。最後部にいると全体が動きがよく分かり、ドラフティング効果も高いので、今の自分にとっては最高のポジションのように感じる。「上手くすればこのままゴールまで付いて行けるのでは。」と夢を見た後には必ず辛い現実が待っている。上りに差し掛かり、周りに合わせてダンシングのために立ち上がる。その瞬間、両太もも内側の筋肉が一度に引きつった。「なんで!?まだ40分も走ってないのに??」すぐに腰をおろしてシッティング。すると、今度は太モモの裏の筋肉が引きつった。「それは無いやろー!?」訳が分からない。そこで初めて「脱水症状???」の文字が頭をよぎる。そういえばスタート前に、気温が32度というアナウンスがあったような・・・。
  集団に付いて行くことに夢中で、スタートからほとんど水分補給をしていないことにようやく気が付く。急に喉が渇きだし、一気にボトルの半分を飲んだが、時すでに遅し。回らない脚では集団について行くことはできない。集団が過ぎ去った後は、前にも後ろにも誰もおらず、コースに一人ぼっち。この時点で心身共に本日の「耐久レース」は終了した。して第2ステージの「忍耐レース」が始まる。下りはいいが、上りは脚を回さないと登れない。ガニ又で回したり、尻筋と腹筋で回したりと、騙し騙しで何とか進む。何かの拍子で引きちぎられるような激痛が足に走る。両足が一度に引きつり、今、自転車が止まったらコケるな、とヒヤヒヤする場面にも何度か直面。一人で参加のレースなら、4周目でリタイヤしているとことろ。しかし、今日はチームのメンバーと一緒なので甘えることができない。津崎さんや稲津君はトップ集団で頑張っている。田中キャプテンもフェミニンKazuちゃん(レースの前に自動車での6時間エンデューロお疲れ様!)も暑さに耐えて、頑張っている。同じジャージを着ている自分だけ早々にリタイヤはできない。と考え、最後まで走ってしまうところが体育会系の悲しい習性。7周目の途中で2本のボトルの水が全て無くなり、最終周となった8周目は当に地獄絵図。痙攣して動かない脚を、手で膝を上から押さえてクランクを回し何とか進ませる。(おかげで全治一週間!)そして、何とかゴール!今回ばかりは「やっと終わった。」というのが正直な感想です。皆さんも自転車に乗る時は「水分補給°5?」と「無理をし過ぎない」ように十分ご注意下さい。こんな過酷なレースの翌日に、筋肉痛もなくスキップできる方がうらやましい。(笑)
 レポート HBE 谷口誠 
順位 BIB チーム名 メンバー 周回 タイム
600 HEART BEAT Racing但馬 津崎・田中・谷口・稲津 0:12:29.512
順位 BIB 氏名 チーム名 周回 タイム ラップ1 ラップ2 ラップ3 ラップ4 ラップ5 ラップ6 ラップ7 ラップ8 ラップ9 ラップ10
8 231 稲津 祐哉 HEART BEAT Racing但馬 10 11:08.8 0:12:36 0:13:08 0:12:46 0:13:05 0:13:28 0:13:00 0:13:56 0:13:21 0:13:05 0:12:49
39 273 津崎 忠広 HEART BEAT Racing但馬 9 09:21.4 0:12:43 0:13:03 0:12:49 0:13:09 0:13:22 0:13:38 0:15:02 0:17:18 0:18:23 -
61 215 谷口 誠 HEART BEAT Equipe 但馬 8 08:05.6 0:12:45 0:13:02 0:14:02 0:16:07 0:18:02 0:18:11 0:17:25 0:18:35 - -
67 243 松本 章人 HEART BEAT Racing但馬 8 12:26.2 0:14:58 0:16:04 0:16:19 0:16:35 0:16:13 0:17:19 0:17:01 0:18:01 - -
107 214 藤原 重寿 HEART BEAT Equipe 但馬 6 09:38.4 0:17:35 0:21:10 0:22:05 0:22:23 0:23:19 0:23:10 - - - -
順位 BIB 氏名 チーム名 周回 タイム ラップ1 ラップ2 ラップ3 ラップ4 ラップ5 ラップ6 ラップ7 ラップ8 ラップ9 ラップ10
4 150 足立 和子 HEART BEAT Racing但馬 7 16:45.0 0:18:08 0:18:33 0:19:16 0:20:17 0:19:55 0:20:10 0:20:28 - - -