Jエリートツアー第16戦  第46回西日本ロードクラシック               2012/7/1
初めに
 今回、HBEの応援隊がスタッフとして同行してくれた。レースを身近に感じて欲しい、自分たちの仲間の活躍、奮闘を応援して欲しい事もあってスタッフを募集!メンバーがツアーレースの応援に駆け付けてくれた。選手も応援に応えようトレースに集中できました。選手の身の回りから、監督会議、そしてメンバーに状況を伝えてくれるために写真、ビデオ撮影などあらゆる事を引き受けていただき、レースに集中することが出来ました。スタッフ、選手一丸となってレースに取り組みました。今回スタッフとして同行してくれたメンバーに感謝を致します。
HBR代表 高垣茂光
 6月30日、午後4時すぎ高垣自転車店を出発!現地にはスタッフとしてHBE4名が既に観光を兼ねて入っている。午後9時すぎ選手到着、すぐに明日のレースが早いために就寝、4時半起床、5時には宿を発った。5時半過ぎ現地到着。6時前まで会場は開門されてなく会場前で待機、天候は雨、厳しいレースになるようだ。
E2 
 試走の段階でモチベーションが全く上がらなく、不安のままスタート。気が付けばいつものクリートが入らない。広島のスタートは鬼門だ。なんとか下りまででペダルをはめ追いかけるが追いつかない。傾斜の緩い登りで付いていけない。焦りながら脚が回らない。不調を感じながらリタイヤを考える3段坂。最初の登りで体が重い。最期の3段坂で意識がはっきりとしてきた。最終コーナー手前でメンバーの声援が聞こえる。なんとか奮起して最終コーナーを登りきる。ホームストレートでなんとか脚が回るようになってきた。2周目に突入!6名ほどの集団を形成!しかし、登りと下りでなかなか得意不得意で集団を組めない。
 3段坂に入り、前の方でチームOの選手の檄が飛ぶが前の選手は拒否、付いていけない。チームPの選手と一緒になんとか追いつこうと追いかける。なんとか2周目終わりに追いつき集団を組む。なんとか集団を組むが登りでチームOの選手がペースを上げる。Pの選手と共闘、追いかけるが後から凄い勢いでフェミニン(女子)の選手が追いつく、最初は男子かと思い付いていくがPの選手がフェミニンの選手だと教えてくれる。三段坂まで行くとフェミニンの選手はペースが上がる。当然付いていけない。チームOの選手を吸収し4名の集団が出来た。3段坂ではギャラリーがタイム差を教えてくれる「7分15秒」。3段坂を越え4名の選手でローテーション。なんとか最終周は入れそうだ。回しながら最終コーナーを登る。ホームストレートには誰も立っていないと思いペースを上げるがゴールラインに人影!気が付けば34秒足りなかった。あえなくタイムアウト!減量節制と闘ってきた1ヶ月がもろくも消えた。悔しさが残るが1周目のリタイヤが脳裏をかすめたと思えば当然であり、よくここもで持ち直したと思うが自分のここぞの力のなさに情けなさを感じる。しかし今年は秋にチャンスがある。無理な節制をせず秋に備えようと思った。応援に来てくれたメンバーには申し訳なく思う。
レポート HBR 高垣茂光
E3
E1
 西日本ロードクラシックに参加してきました。去年はE2でまさかの2位表彰台!E1への昇格!!自分が一番驚きましたが笑、嬉しい出来事でした。今年はE1での参加、去年のようなサプライズは無理だろうなぁ。完走が妥当な目標だなぁ、との思いでの参加でした。
 前日広島入り。夜9時半ごろ到着して、さぁ寝るぞってなったけどなかなか寝れない。まぶたは重いんだけど頭がさえちゃって眠くならない。気が付けば12時、やべぇなぁ・・・。結局そのままほとんど寝れず、起床時間の4時半汗。ちゃんと走れるかすごく不安でした。
 5時半会場着。当日の天気は小雨予報だったがけっこうな大雨が降ってる。時折強くなる雨足に不安はつのる。試走もなしにしようか?なんて思いながらゲートオープンまで待機。6時ゲートオープン。駐車場に車止めて準備。雨足が弱くなったので試走へ向かう。試走終わってからはまったりと待機!!雨降ってるし、気温低いし、外出た方がしんどい。途中E2やE3の応援をしながらスタート1時間前まで車でゴロゴロ。1時間前からアップ。とりあえず体を温めて、ちょっと負荷をかけて。この頃になると雨足が弱くなってくれて(最終的にはレース始まってからは降らなかった)ありがたかった。
 10時半レーススタート。ホームストレートでギュイーン!と集団がのびる。それなりの位置で下りに入るが、この下りが怖いのなんのって!!スピード速いし、みんなまくってくる。安全に行こうとすると途端に後ろへ下がってしまう。それでも、落車だけはしたくないので、安全第一で下っていった。それにしてもペースが速い。下りもそうだけど、その後のアップダウンや平坦、三段坂も。
さすがE1、っていうか今年のE1レベル高ーぞ!とかなんとか思いながら走る。なんか自分の出せるスピードより上のスピードで走られてるような気がして1周目はかなりキツかった。三段坂で集団から切れてしまう。ちょっと前にいるのが分かってるのにその差が中々つまらない。でもこの後はキツイ坂はないのでなんとか粘る。2周目入った直線&下りで追いつこう作戦で粘る。
予想通り2周目の下りで追いつけた、ホッと一安心。
 2周目の下りは少し前に出てみる。1周目の時から思ってたが、なぜか下りは集団より自分のほうが速い。クリンチャーホイールだから?フレームがアルミだから?体重が重いから?苦笑。理由は分からないがとりあえず速い。これを生かさない手はないので周囲に声をかけながらポジションを上げていく。(ちょっと声かけすぎて逆に迷惑かけてないか心配です汗。)そういえばコースレイアウトもあるかも。少なくとも遠阪峠や春来峠みたいなヘアピン下りよりは広島のコースの方が個人的に印象はいい。実業団で言ったら輪島なんかは苦手です。去年落車もしたしなぁ・・・。
 そんなこんなでポジション上げるも登りで簡単に落ちてしまう汗。下りで抜いた人たちに次々に抜かれていく。ふと気づくと自分のいる集団の前に集団が見える。頑張ったら追いつけそうだけど、あんまりうまくローテできてない感じに見えた。前に出てローテ加わろうかと思うもすぐに三段坂突入したので、とりあえず坂終わってから考えることにする。で、坂が終わったタイミングで踏み込んで集団前方へ。「前の集団追いつきましょう!前引きます!」って宣言して前に出る。ちらと後ろ見ると・・・ちょっとスペースが開いてる汗。一人で出ても意味ないので後ろの様子伺いながら調整。それでも協調してくれてるみたいで追いついてローテしてくれてる。このまま3周目の下りまで粘ってなんとか前に追いついた。ロードレースみたいで感動!いつもは集団にくらいつくだけだったけどこんな風に展開作れて嬉しかった。協調してくださった皆さんありがとうございます。
 3周目突入。が、下りきった直後の登りで一人切れてしまった・・・汗。
後ろから追いついてきたので後ろに人影はなし、前の集団から誰か落ちてくる気配もなし・・・。
ヤバイ、個人TTが始まってしまう!!そうはさせまいとペダルを踏むも、登りで一気に差が開く。三段坂が終わった頃には前は全く見えない状態に。ヤバイと思いつつ仕方ないので完走目指して個人TT!坂は負荷をかけず、平坦&下りは思いっきりいく。
3周目終了間際の駐車場横のヘアピン。多分テクニックの問題と後々振り返って思うが、ペダルを地面にぶつけてしまいバランスを崩す。そこは立て直すがタイヤから嫌な感触・・・パンクした・・・?でもパンクした時ほど衝撃はひどくない。ゴールライン通過してすぐに一度バイク降りて確認するがパンクはしてない。じゃあこれはなんだ?と思いつつも再スタートを切ってすぐに「パンッッ!!」とスゴイ破裂音が真下から聞こえて、ああやっぱり。バランス崩した時にタイヤがチューブを噛んでしまったみたいで。それが原因でのバーストパンクでした。結果、完走ならず。DNF。
 去年のスズカ、輪島に続いてまたしても自らのミスによるトラブルでのリタイア。もう今回が一番悔しい。終わった直後はああぁぁぁ・・・↓↓って感じで苦笑。何よりタグ・ナンバープレート返却してからチームメイトの所に帰る時の情けなさったら!↓
やっぱりトラブルでのリタイアほど凹むものはないなぁ。改めて思ったこと、ヘアピン苦手なのかもしれない。スズカ・輪島・広島とトラブったのはすべてヘアピンコーナー。重心とか、ペダルの踏み込むタイミングとか一度確認してみようかな?多分テクニックの部分だと思う。それとやはり登りでの速度が違う。平坦は少し改善されたんじゃないかと思うんだけど登りがまだまだだな。下りはなぜか速い。タイヤはブリジストンのエクステンザRR1HGで7気圧。ホイールはキシリウムエリート、もちろんクリンチャー。まだまだ雨とか集団とか怖いけど、もしかしたら武器にできる可能性があるかもしれないので色々検証したい。

広島は今年は秋にもあるので、次はリベンジします!!
レポート HBR藪脇大輔
 西日本クラッシックE1に参加しました。スタートのころには小降りとなったものの路面は完全にウエット。一周目の下りがとにかく怖い、ブレーキの効き、タイヤのグリップに信頼が持てずにズルズルと後退。三段坂で先頭見えず、キツイ死にかけ、完走も危ういか。第三集団位に落ち着きすこし余裕も出てきた。これではイカンと思い前に見えた集団に合流しようと三段坂でペースアップし合流成功。がしかし程なく元の集団もドッキング意味なし。これではイカンと次の周の三段坂でペースアップし三人で抜け出す、がペースが速すぎて付いていけない。どうしようと一人で走っていると後ろから一人選手がきてくれて合流して走る。がしかし半周程で元の集団に飲み込まれる。意味なし。最終周に30人程の集団で入った。脚も攣り始め、集中力も無くなり危険を感じたので集団最後尾について三段坂まで。そこからは一人でゴールまで。無事に怪我なく完走はできた。全くE1のレベルに達していない。練習の強度が足りていない。
レポート HBR 津崎忠広
E2 4周
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
- 455 高垣 茂光 タカガキ シゲミツ HEART BEAT Racing 但馬 DNF 1
- 456 田中 正広 タナカ マサヒロ HEART BEAT Racing 但馬 DNF 1
E3 3周
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
- 586 松本 章人 マツモトアキト HEART BEAT Racing 但馬 DNF 1
E1 5周
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
63 305 津崎 忠広 ツザキ タダヒロ HEART BEAT Racing 但馬 1:42:42 7:43 35.92 10
- 306 藪脇 大輔 ヤブワキ ダイスケ HEART BEAT Racing 但馬 DNF 1
スポンサー 黒田商店 提供
ポカリスエット


スタッフ
HBE但馬 前田隆幸 
HBE但馬 太田垣博司
HBE但馬 稲葉環  
HBE但馬 坂井恵美子
 
撮影 太田垣博司
撮影 前田 隆幸