サイクルエンデューロ in グリンピア三木
今年最初のレースは3時間耐久レース。
雪による大会中止。レースに間に合わない危機を乗り越え、レースに無事参加できたことに感謝する。
コースは緩いアップダウンにコーナーが多い為、落車には十分注意をする。
推定気温0度、時には雪が降る中(三木市なのに!)レースが始まった。
レースが久しぶりすぎて、レース感がかなり鈍っている。序盤は無理をしないよう心がける。20人程の集団が形成され、淡々と進む。たまに、飛び出しがあるが、すぐに吸収される。登りも勾配が緩い為、集団はいつまでたっても減りそうにない。先頭集団に残る為、集団の前の方を走る。
レース中盤になり、ペースも少し上がり、アタックも激しくなる。徐々に集団の人数が減り、2時間くらい走って、ようやく5人に絞られた。だが、残ったメンバーはみんな自分より実力者で、余力もあるように感じていた。なので、半分諦め気味になったが、とにかく体力を温存するように徹した。
ラスト30分くらいになり、2人の選手が逃げた。その逃げには乗らずに、一定の間隔を保ち、しばらく走った。追走は3人から2人に減り、自分は前の選手に付いていくだけで、他の3人に比べ、体力をかなり温存できた。
 残り15分くらいで、前の2人に追い付く、そして、少しペースが上がると、逃げていた2人が少しずつ離れていった。前の選手と声を掛け合い、ここぞとばかりに先頭をひき、遂に2人となった。
最終周に入った。均等にローテーションをし、快調に飛ばす。現時点でも体力は相手の方が残っているような気がする。だが、体重は自分の方が軽そうだったので、ゴール前の登りの、登り始めからアタックしようと決めていた。そして、その登りが始まり、重いギヤを踏み、全力でアタックする。しばらくは離れない、しかし、もがき続けると離れていき、遂に諦めた。ガッツポーズをしてゴールラインを1番で越えた。やった!遂に優勝することができたんだ。
自転車を本気でやってるからには、いつか1度優勝してみたかった。その夢が現実となり、信じられない気持ちだった。
これを気に、今後のレースも優勝を狙い、2勝、3勝としていきたい。
レポート HBR 稲津祐哉
使用機材 RFX8 キシリSL コンパクト11-23
補給食 ようかん大1本 CCDジェル2本 ポカリ500ml 水500ml
 その日は朝から大雪警報のでている中の自宅を出発。
現地についたら、小雪のちらつくような寒い寒い日でだった。
走りたくないなあとか思いながらのスタートし、久しぶりの実走ということもあり
思うように体が動かない。1周したらなんとか足もまわりだし体があったまる。
相棒と交代しながら走っていくとなかなか結構走れた。
3時間に近づいてもう終わりかと思ってゴールに近づくと
「残り時間30秒あと1周いけます」と言われ「えー」とか思いながら
最終の周回をまわるとゴールしたらすごく気持ちよく、やっぱり実走はいいとか思いました。
おまけにゴールしたら稲津くんが優勝したときいてみんなで盛り上がって楽しかった。
ラストはお風呂に入ってまったりして帰りました。
レポート HBE 前田隆幸
 DI2の初乗車、スタートする前から移動の乗車で脚がパンパン。なんじゃそれ練習無しで出るレースは無謀。雪で遅刻していたがスタートが凍結のため30分遅れるというので準備は出来たが試走は全くしていない。耐久なので走りながらのアップ。
 スタートして、変速レバーがスイッチのためもたつく!シフトダウンしようと外側のレバーを回すが動かない!DI2だもの(笑)早いはずの電動シフトもボタンを探るので完全な操作ミスでストップアンドゴー!しかしその割には付いていける。1周目もこの調子で後でうろうろしようと思っていたが
登りにさしかかるとシフトミス、ボタンの位置が把握できない。もう笑うしかない。2周目も登りはじめでシフトミス、大きく差を付けられるがなんとか頂上で追いつく!3周目もシフトミスでまた要らない脚を使う。もういいや!このまま無理すると3時間持たない!3周目の坂で諦めるがなんとか集団を確認できる場所で一人走り。独りぼっち!ただもう周回遅れがぼちぼちと出てきて目標を決めながら走る。
 しかし1時間ちょっと立った辺りで身体が動かなくなってきている自分に気が付く!食べなければ、でも手がかじかんでわかっていても食べることが出来ない。そのうち先頭集団に周回送れ!入ろうと思うが全くからだが動かない!頑張らないともう1周抜かれてしまう。と思いつつ2時間立たないところであっさり抜かれる。ペース早くない?
いや私が遅いだけ!そうこうしているうちにスタート地点で下を見ると前田君が追いかけてきているのがわかる。
やばい!しかし身体が動かない!やはりこの1周で抜かれてしまう。これではだめだ!とにかくポケットにあるものを全て頬張った。よし追いかけるぞ!かなり差が付いたと思うが前田君は下りが苦手と速攻でダウンヒル! しかしなかなか追いつかない!追いかけているうちに脚に違和感!やばい、今度は脚が攣ってきた。ごまかしながら脚を回すが簡単に先頭集団に追い抜かれる。ミネラルを補給とボトルの水を一気に飲み干す。
今度はトイレが・・・・・・・・。一気に飲みすぎ!残り40分あたりから脚が戻り走れるようにもなってきた。ペースが上がるのもわかる!もうそのころにはDI2を使いこなせている。先頭集団が来て後に付く、上までなんとかと思っていたが50m位すると脚に異変!無理したら走れなくなる。今日は遠慮しておこう。自分のペースで最期まで走りきった。我がチームのホープ稲津君が優勝!やはり、休むことばかり考える私たちとちがって練習する場所と時間をしっかり確保する選手が優勝!やはり努力と汗の結晶です。
レポート HBR 高垣茂光
ソロ
順位 BIB 氏名 記録 所属 周回数 距離
1 209 稲津 祐哉 3時間03分33秒621 HEART BEAT Racing但馬 21 96.6
19 210 高垣 茂光 3時間09分28秒620 HEART BEAT Racing但馬 18 82.8
チーム
順位 BIB 氏名 記録 所属 周回数 距離
7 401 前田 隆幸・稲葉 環 3時間11分12秒670 HEART BEAT Equipe TAJIMA 16 73.6
8 403 藤原 重寿・藤原 望 3時間09分29秒131 HEART BEAT Equipeせきのみや薬局 15 69