JBCF 第4回輪島ロードレース
禅の里サイクルロードレースin輪島                2011/10/16
 輪島ロードレースに参加してきました。土曜のの6時半、山東出発。12時過ぎに輪島到着。やっぱり輪島は遠い。それでもいつものメンバーでチャリンコ談義をしているとあっという間に時間が過ぎるから不思議だ。昼ごはん食べて、受付済ませた後で試走へ。調子はよく分からない。走れる気もするし、走れない気もするまぁ脚がほぐれたということでよしとしよう。夜6時前宿泊先へ。ご飯がとっても豪華だった!!おいしく完食しました(津崎さんのアシスト付)。特にやることもないので早々に就寝・・・・したいが寝れない。結局布団の中で2時間ほどごろごろ。それでも11時までには寝れたと思う。翌朝4時半起床。5時から朝食。会場に移動してアップ、体の調子を確認することとそれなりの負荷をかけることを意識する。
E1
 8時レーススタート。スタートの位置取りが後ろ過ぎると後々辛いので程よく前に並ぶ。そしてスタート直後クリートをしっかりとはめる。はまったことを確認して後はレースに集中。輪島のコースは上って下って平地があって、また上って下って平地があって、そんなコース。ちなみに自分は4周する。一つ目の登りが長い上にキツイ、そして下りも一つ目が急でクネクネで難しい。そんなコースの攻略法は「後先考えず行くしかねぇ(by津崎さん)」。坂で千切れたら問答無用でDNFになってしまうので必死でついていく。ただし、最初から頑張りすぎると絶対坂の終盤で失速する=千切れるのですごく気を使いながら登った。一つ目の坂をクリアー、下りに入る。無茶するとこけるので無茶しないよう丁寧に下っていく。坂の後の平地は数人でまとまっていく。2つ目の上り&下りもなんとかクリアー。なんかここら辺あんまり記憶がない。
 2周目に入る。相変わらず上りがキツイ。周りの人で坂が自分より少し速い人を目標に食らいついていく。確かこの辺でGデパールさんと一緒になった。周囲の人を引っぱっていくGデパールさんを目標についていく。Gデパールさんの走りを見てて、「俺は行くぞ!」って意思をすごい感じた。先に前に出ることは風除けにされたりペースメーカーにされたりで誰も好き好んでやることじゃないと思う。でもそうやって皆がそうやって牽制してしまうとそのグループは一気にグルペット化してしまう。こうやって「行くぞ!」って自分の意思を見せて体現できる人が強い人なんだと思った。思うだけじゃダメなので平地で先頭に出てみて自分の意思も主張してみる。そうしたらローテーションが回りだした。かなりキレイに回っている。ちょっと感動。そのまま二つ目の上りへ。ここもGデパールさんが引く。途中ちょっと代わったりしてみる。このままこのグループで下り平地とこなしていく。
 2周目の同じ下りで自分の方が集団より早く下れていることが分かっていた。だから思い切って下りを攻めた。重心のあり方に気をつけて、でもスピードは落とさずに下っていく。無駄な失速だけしないように下っていく。一番キツいカーブのところで集団の後ろが見えた。そこを慎重に曲がってすぐに加速する。しかし、ここでやってしまった。事前にチェックしてたキツイ右コーナーで落者。後輪が滑り、右半身が滑るようにアスファルトに落ち、背中からガードレースに突っ込んだ。衝撃を上手く吸収できたからか幸いにも擦り傷だけ、バイクにも大きな傷は見られない。すぐに起き上がり前を追う。が、さっき見えていた集団は見えなくなっていた。2つ目の上りの時に見えた差はあまりに大きく集団復帰を諦めた。今思えばここで諦めたのがいけなかったんじゃないだろうか。ここで死に物狂いで追いつけばその後大失速しても完走できたんじゃないだろうか。たらればは意味がないがある意味これが一番の後悔。 それから先は個人TT状態。一気にテンションが落ちて4周目には入れたが結局上りの頂上の関門でタイムアウト。今回のレースは色んなことが勉強になった。レースで落車は初だが、良い経験になったと思う。何よりE1でこれだけ走れたことが自信になった。加東では目も当てられないほどの散々振りだったが、今回は我ながら良く走れたと思う。
走れば走った分結果は出るんだなと思った。来年はもっと走りこんでしっかりと結果を残したい。
 3周目へ。今まで走ってたE2カテゴリーなら最終回だがE1カテゴリーだとまだ2周ある。この時点で先頭と差は5分弱。差が10分越えたらタイムアウトでDNFだがこれならなんとかいけるかなと希望が見える。相変わらずGデパールさんが男気を見せて引っぱっている。遅れないように千切れないように着いて行く。そうこうしている内に上りきり、こりゃいよいよ完走いけそうだと思った矢先にチェーン脱落。まさかのメカトラ。クランクをクルクルして回復を図るが上手くいかない。仕方なくバイクから降りて直す。直している間に集団が行ってしまった。集団から切れると完走が危うくなる。なんとしても早いうちに挽回したい。
 閑話休題。その1、津崎さんが3位、稲津君が5位で表彰台に上った。落車の傷をそのままに笑、前田さんと大興奮で路上応援!
でもやっぱりちょっと悔しかったりもするので苦笑、また頑張ろうと思います。
その2、泊まった宿の飯がめちゃくちゃ美味しかった!!普段あまり食べられない自分も頑張って(ほぼ)完食!
朝食もかなりナイスな内容のものでした。店長、来年もあそこにしましょう!笑
その3、大会を通して思ったことだが、このレースは本当に良いレースだと思う。
特にスタッフの人がかなり細かいことに気をつけてくれている。コースを掃除したり、ゴミや落車を誘発しそうな障害物を拾ったり。
しかも一度して終わりじゃない、前日も、当日も、レース直前もしてくれている。本当にありがたい。
お世話になった救護係の人や声援をくれる監視のスタッフさんも温かかった。また参加したい、そう思わせてくれる大会でした。
大会運営に携わった皆さん、本当にありがとうございました。
レポート HBR 藪脇大輔





E2
 土曜日 5時半自宅出発、昼過ぎ輪島到着。天気が微妙だったので試走する気はなかったがみんなに流されて走ることに。ゆっくり登っているとシマノレーシングが来たので後ろにくっついてサイクリングする。下りを確認したかったのでもう一周した。民宿の晩御飯は御馳走でたらふく食べる。スタートが明日の10時なので問題ないだろう。スラムダンクを読む。「あきらめたら そこで試合終了ですよ」9時就寝。
 日曜日 4時半起床、5時朝食、食べ過ぎに注意する。これから試合でなければ腹いっぱい食べられるのだが。6時会場到着、夜降った雨でぬれた路面も乾くかと思われたが、突然の通り雨。土砂降りやめてくれ。雨はやんだが風がとにかく強い。藪脇君のスタートから2周目に入ったのを確認してアップ開始、20分ほど軽めにしておく。右ひざ裏に違和感があるが無視を決め込む。そしてスタート。60人と少ないこととローリングスタートで全員登りに入ってからスタートとのことで慎重にスタートする。レッドシグナルがグリーンに変わりレース開始。作戦は昨年と同じガンガン登りそこで人数を絞っていく。稲津君の後ろについて先頭まできた。限界ぎりぎりのヒルクライム。みんななかなかしぶとい。やはりエカーズの若者が強い。頂上が近付いて山岳賞争いのペースアップでスプリントしその流れで一人逃げて行った。しかし10名程となった集団も冷静に平坦で捕まえる。2回目の登りキツイが切れてしまうような感じではない。下り、平坦をせこく休む。2周目に入る。稲津君の一人引きが始まった。一定ペースで登ってくれるので登りやすい、が引きすぎではと心配になる。
 頂上手前で山岳賞争いのスプリントに参加してみるがあっさりエカーズに取られた。このスプリントをきっかけにして自分を含む4人の先頭集団が形成された。平坦に降りて後ろの稲津君が見えたので積極的にはローテーションに参加せず後ろを待つ。2回目の登り入口で50メートル程に稲津君が近付いたので追いつくなと思っているとエカーズが踏みだした。これにより集団はペースアップ。稲津君集団復帰ならず。先頭は完全に4人に絞られた。最終周に入った。登りでエカーズがアタックするだろうと思っていたがエルドラードの方がペースメイク。またしても一定ペースで登ってくれる。脚がもうない自分はとても助かる。頂上付近でなるしまの方がきれた。よしこれで3位以内だ。下りきってエルドラードの方がまわして行きましょうと言ってくれた。もう足がなく後ろのなるしまの方のほうが気になる自分には思ってもいない言葉ありがたい。2回目の登り口で案の定二人から切れてしまった。こうなるともう気になるのは後ろだけ。何度も後ろを確認しながらもう追いつかれることはない事を確信する。下り平坦を慎重に走りゴール。昨年よりは確実に強くなっていると思っていたが、予想以上の順位で終えることができた。しかし最後の3人になれたことで満足してしまったように思う。もっと粘れなかったのだろうか。
RHM9RS  キシリSL パナデュロ 52-39×12-27
レポート HBR 津崎忠広
 輪島は実業団レースの中でもっとも相性がいいレース。順位はともかく実力を出し切る意気込みでレースを迎えた。
 スタート直前、クリートに土が付いていてはまらないのに気付き、焦る。
なんとか無事スタートする。最初の登りで溝口の上を走り、全力走行で集団を一気にぶち抜く。一人逃げていたが、その後の平坦で捕まえる。2個目の登りも津崎さんと先頭交代しながら順調に登る。集団の人数は大分減ってるし、逃げはいない。
2周目の最初の登りで、自分が先頭固定でグイグイ登る。頂上付近で山岳賞狙いで数名飛び出した。下り始めで、少し間隔が開いていたが、大丈夫だと思っていた。しかし、平坦で先頭集団から離れてしまい、2個目の登りの入口で追い付くが、ペースを上げられ追い付けない。完全に一人になってしまい、5位狙いに切り替える。少し後ろに1人いたので、ペースを落とし、合流して2人で走る。
最終周に入った。2人で先頭交代しながら協力して登る。脚が死にかけてたはずなのに、2人になると元気が出てきて快調に登る。『5位を譲るから、一緒に走ろう』と言われ、俄然やる気が出る。
 その後の平坦では、協力して先頭交代したので、1周目の先頭交代と比べてすごくスムーズにできて楽しかった。しかし、2個目の登りの途中で、追走している選手が何人か見えたので、ペースを上げ、1人で逃げることにした。そして、そのまま5位で無事ゴールした。一緒に走っていた選手も6位でゴールしていたのでよかった。
実業団レース初めての表彰で、お米ももらえて嬉しかった。ロードレースは山あり谷ありのコースで、人間関係のドラマがあり、レース後は、すごい充実感があり、最高だ。落車が怖くて、イヤになることもあるが、やっぱり、楽しさがそれ以上にありやめられない。ハートビートのメンバーは今年3回も表彰されたので、確実にみんな強くなっている。これからも、切磋琢磨して、どんどん強くなっていきましょう。

レポート HBR 稲津祐哉
 一番苦手な山越えのレース、昨年はなんとか完走できたが昨年ほど乗り込んでなかったので加東から集中して乗り込んだつもり・・・・・。
 最初のスタートでいきなりの登り、中腹までがんばって集団に付いていったが先頭を引っ張っているのが津崎、稲津選手。集団スピードを上げているのを見て脱落、集団を追いながらなんとか一山クリヤーと思っていたら、本日の強敵は下りだった。コーナーを責められないのは強風にビビって走れない。なんで他の選手がこんなにスピード出せるのか不思議だった。下りきった後には先頭集団はもうひと山の上の方!諦めず登る。それでも落ちてくる選手を数えながら追いかける。なんとか登りきり下る。今度は直線のダウンヒル!追い越されまいと下るがハンドルが浮きそうになりさっき抜いた選手にことごとく抜かれていく!やっと下りきり2周目、なんとか小集団で登りきるが下れない!完全にチキン!悔しさよりも情けなさがよぎる。それでも登りで追いつく事が出来たがまた下りで大差!それどころか後の選手にまで抜かれる。3周目転ける気でせめようと登りで挽回!グルペット集団を形成しながらも下りで抜かれる事を思えば頑張れるところは登りだけ!引きちぎって登って下りで追いつかれる。なんとかタイムアウトにはならなかったが最後の登り!2人追いついてラストスパートを掛けて200m以上差を付けて登りきる。下ハンを持ちブレーキに手を掛けず低い姿勢になるが怖くてペダルをうまく回せない!特に強い風が吹く陸橋までは持ち越したい。しかし陸橋にたどり着くまでに簡単に抜かれる。俺の方が体重重たいのに・・・・・・・なぜ?(クランクを回さないのが原因だが)なんとか国道に入り。追いかける頃には今度は200mくらい差を付けられている。これはゴールまで追いつくかな?前は集団を組み始めた。しかし追い風なのか信号の分岐ゴールまで300mくらいの所で捕らえる事が出来た。グルペットレベルの最後のスプリント!一人は追いついたがもう一人は届かず!なんとか完走は出来た。レベルの低い駆け引きだったが!このコースで完走できた事に少し満足出来た。来年につなげよう
レポート HBR 高垣茂光
RANK No. JCF# 選手名 年齢 所属 チーム名 TIME +TOP(M;S) km/h
303 1000011 藪脇大輔 ヤブワキ ダイスケ 25 兵庫県 HEART BEAT Racing 但馬 DNF 1

RANK No. JCF# 選手名 年齢 所属 チーム名 TIME +TOP(M;S) km/h
3 502 0500042 津崎忠広 ツサキ タダヒロ 34 兵庫県 HEART BEAT Racing 但馬 1:11:05 00:35 32.24 45
5 503 1000001 稲津祐哉 イナヅ ユウヤ 22 兵庫県 HEART BEAT Racing 但馬 1:12:09 01:40 31.76 35
49 501 0300027 高垣茂光 タカガキ シゲミツ 44 兵庫県 HEART BEAT Racing 但馬 1:22:05 11:36 27.91 5