第44回全日本実業団西日本サイクルロードレース大会
 2010年 西日本サイクルロードレース BR−1 私としては、今回が今年初の実業団レースであり勿論
完走を目標に挑むのみと最初から弱気・・・・。 それに引き換え今年のチームの活躍振りは過去に無い好成績で 私以外はかなり期待できると思います。 当日は5:00起床ということで昨晩は宿に着くなり早々に就寝・・・しようとしたが、オランダ戦が気になりテレビに見入ってしまった。1−0と良い試合をしただけに、あと1点が欲しかった〜 日本代表に感動をもらい気持ち良く眠りにつくことができた。翌朝起きて、歯を磨きレーパン、ジャージに着替えようと
ゴソゴソ、荷物を取り出そうと・・・ナッナッナッ無い?????
靴下、グローブ、ウィンドブレーカー、アームウォーマーと脇役はしっかり揃っているのに肝心主役のジャージが無い????なぜ??? 昨日、家で荷造りをしている光景を思い浮かべる・・・・そういえば、ジャージ、レーパンはシワにならないようにと荷物の一番最後に入れようとして端にどけておいたのを思い出しそのまま入れ忘れてしまった!! 顔の血の気が引いていくのがマジマジと感じた・・・・ もう既にDNSの3文字が頭を過ぎる・・・・ 確かJ店長がジャージの予備は持ってきていると聞いたのを 思い出しJ店長の部屋へ・・・・・なんと!!予備は確かにあるということ
しかし、下のレーパンの予備は無い↓・・・・青冷めた表情で田中キャプテンの元へ、そうすると「あるよ〜」とアッサリと言われ「マッマッマッジッスか〜」、快く貸していただきました。
こんなこともあろうかと常に2組は持ってきているということ流石キャプテン!!
ということでJ店長、田中キャプテンのおかげでなんとかスタートラインに立つことができました、大変迷惑をかけスイマセンでした・・・・
そんな珍道中を乗り越えいよいよレース当日昨年同様8:00スタートとあって会場到着して早々に試走をする。昨年よりも練習が出来ていない分とりあえず完走目標であるが昨年でも完走出来なかったので半分あきらめていた・・・ 試走を1周回して受付に行くが心拍は既にアップアップの状態。もうダメだ〜↓そうこうしていると、J店長、田中キャプテンが、監督会議から帰ってきて話を聞く、朗報でトップとの差が昨年は5分で足切りだったが、今年は15分に延ばすということ・・・・。とにかく諦めずに走れば最低でも完走はできる。 貴重な情報をもらい号砲を待つ・・・半分諦めモードで勢いよくスタート!!いつも通り1周目から速いが、異常に速い!? みるみると抜かされて行く・・・心拍、足にも余裕はまったく無く 集団に着いて行けないまま3段坂に突入、ここでもみるみると抜かされ2周目入る時には最後尾か?心拍も足も既に売り切れ状態で、2周目でもう辞めよう何度も思ったが、とりあえずやれるところまではやろうとめげずに漕ぎ続けた、そうこうしていると一番最後尾と思っていたところにグルペット集団が来て乗ろうと思うがそれにすら乗れない情けない状態・・・・そんなことが2〜3回あり、沿道で応援をしてくれているチームの皆さんには申し訳ないと思いながら4周回目突入する時のトップとの時間差が12分・・・ヤバイこのままでは足切りになると思い、死に物狂いで漕ぎ続けた、5周回目突入時の時間差は15分ギリギリで何とか恩情で通過させてもらえた。最後ホームストレートに帰ってくると、もう既に次のERのレースを待つ選手が並んでいて、通れない状態・・・申し訳なくコースを外れ沿道に入りまたコースに戻ってゴールといったこれまた情けない終わり方。なんとか首の皮一枚で完走ポイントをもらい、次回につなげることができました。とにかく今は練習に精進します。
レポート HBR後藤晋司
実業団レースで広島に行ってきました。レースが早い時間からなので泊りがけ〜。
実を言うと今回のレース、モチベーションはそこまで高くなかった。アップダウンの激しいコースと聞いていたからだ。鳥取のレースが頭をよぎる。きっととーーーーーってもタフなレースになるんだろうな、、完走できるかな。。。直前にあまり走れなかったこともあり、かなり不安でした。

 当時は朝早いので前日入り。午後4時八鹿集合、午後9時半宿に到着。とりあえず厳かにサッカー観戦(←実はサッカーW杯オランダ戦当日!)日本の敗戦を見届け、軽く風呂に入り就寝・・・・できない苦笑。なんか寝れない!それでも何とか寝て翌日は5時起床、5時半出発。会場に到着、コースを試走し、受付をし、まずはBR1後藤さんの出走を見届ける。その後アップへ、とりあえず心拍を上げる!サインをすませ、いよいよ出走。ふと心拍計見ると150近くなってました苦笑。
レーススタート!あれ?体が動かない、なんか変、流れに乗れない。最近思う、俺スタートが下手すぎる苦笑。いつも緊張してしまってスタートダッシュに乗れない。これまでの経験上、流れに乗れないと千切れる⇒個人TTが始まってしまう!千切れないよう必死になる。幸いにも人数が多いので千切れることは無いが後ろの方へ下がってしまった。そしていよいよ恐怖の下りへ。今回のポイントは下り!テクニカルな下りコーナーだと聞いていて、試走でも思ったが、危ないポイントがある。ましてや今回は大集団、気をつけて走ろう。と思ってると「落車ーッ!!」の叫び声。3人ほどが確認できた。危ない、気をつけよう。と思ってるとまた叫び声が。「カメーッ!」カメ?かめ?亀!なんとコースに亀侵入、笑。あービックリした!今回一番のハプニングです笑。レースは思ってたよりスピードレース。1周目かなりのスピードで進んでいく。やっぱり体が動かない。今までの教訓、千切れないように必死でくらいつく。登りでも遅れないように必死。そうこうするうちにスタート地点に戻ってきた。2周目は集団の中で体力温存。前の人についていく。すると2周目の途中の登りがあんまりキツくない。自分でもビックリ。体力温存の大切さがよく分かりました。調子に乗ってその後の下りで前に出る。ちょっとスピード出してみる。さらに調子に乗って平地でも前に出てみる。案の定登りがしんどかったです苦笑。3周目、ラスト周回。とりあえず体力温存策で行く。ただし前でアタックみたいなのが掛かると振り切られないようについて行きました。下り終えた辺りでペースが上がる!アタック!?千切られまいとくらいつく!途中で見覚えのあるHEART BEATのユニフォームが視界に入る⇒俄然やる気が出る!近づいて見ると店長!「店長!追いつきましたよ!」声をかけて前に出る。そのまま下り、平地と同じ集団で走るも登りで再び差が開き始める。負けるかー!と必死でペダルを踏むも力が出ない、周りの人にも抜かれてく。どうやら足が売り切れたみたい。結局ここで離されてしまった。それでも必死でペダルを踏む。差を広げられないようにもがく。ここら辺が一番きつかった。その後少しの下りで前を追う。平地で追う。結局店長には追いつけなかった。ここらへんから必死であんまり記憶が無い。確か小集団になったような気がする。最後の登り必死で登り、最後の直線へ。前に一人いる!あれを抜く!!スプリントかなんだか分からないようなダッシュ!スプリントしたいが体が動かない。それでもスピードを上げる!前の選手が近づいてくる!追いつく!抜く!抜いた!スピードを緩めることなく、必死でもがいてそのままゴール。
ものすごくタフなレースでしたがなんとか完走!ゴールから少し離れたトコロにいるチームの皆を発見。足をついた瞬間崩れ落ちるかと思いました。とってもキツかった。途中何度も脚攣りそうになりました。何度か胃の中の物出るかと思いました。でも思ってたよりも楽しく走れました。集団の時の一体感、周囲のチェーンの音、ああいうのすごく好きです。アタックの応酬や坂でのもがきあい、すごく苦しいけど勝負してる、その場にいるという感覚がすごく気持ちいい。
不思議と走り終わってすぐまた出たいと思いました。その時は少しでも今回の結果を上回りたいです。
P.S 最大心拍が200越えました!ある意味今回一番のハプニングです笑。精進しますm(_)m
レポート HBR 藪脇大輔
 実業団西日本サイクルロードレースに参加しました。ERクラスに参加、目標は30位以内を目指した。アップした感じでは足が重く感じたがまあこれが普通だろう。前に並ぼうとかなり早い時間から待っていたが並ぶ位置、時間がグダグダで最後尾付近となってしまった。係員はいないのか。
 そしてスタート、最初の下りが危ないので慎重に行く。 突然現れたカメにあわてるが落ち着いてかわす。後方スタートとなったため先頭が見える位置に行くために最初からガンガン行く。なんとかコース中盤で先頭集団に追いついた。休む間もなく三段坂へとにかくきついがここで耐えなければ話にならない、なんとかクリアし2周目に入る。 
 先頭集団はまだ50名程いるようだ。2周目は三段坂までは徹底してあしを貯める作戦。にもかかわらず三段坂は最高にきつい。きついのは自分だけじゃないはずだ、と言い聞かせながら耐える。3周目に入る。集団は30名程となったようだ。ここまで各所で落車が発生しているので集中していく。三段坂手前の平坦で集団の速度が落ちる。みな坂でのスピードアップを狙っているようだ。そして三段坂に入る。ここで集団はバラバラとなり自分も切れてしまった。前に追いつこうと踏んでいくがもう足がない。振り返ると4人程の集団がきたのでこれに乗ってゴールまでいくことにする。この小集団でのゴールスプリントにも参加できなかったが最後二人をへなちょこスプリントで抜かしてゴール。30番以内を確信して達成感いっぱいでゴール。18位でした。今回常に先頭が見える位置でレースが出来たので楽しかった。しかし人の後ろに何とかついていくだけだったので展開に絡めるように練習します。レースのような高強度の練習をほとんどしていないのでとてもきつかった。
レポート HBR 津崎忠広
 西日本サイクルロードレースに出場した。今回が初めての実業団のロードレースでやる気満々。十分なウォーミングアップを終えて、1時間程前からスタート地点横に待機していたが、コース内に並ぶ際に前に並べず、真ん中より後ろの位置でスタートとなってしまった。
 さぁ、レーススタート!中切れや落車に巻き込まれたくないので、最初の下りでとにかく前に上がる。1周目途中からは先頭集団に加わり、常に10番手くらいをキープして走り続ける。1周、2周と順調に終え、最終周に入った。長い下りを終え、勝負所の3度の登り区間に突入。すでに脚はパンパンだったが、最後の力を振り絞って、5番手ぐらい?で登りきる。しかし、その後の下りで10人くらいの集団に吸収さてしまった。下り終えてゴール前の登りで、脚が限界。集団から1人遅れてしまい、最後の平地でのゴールスプリントに加われず、ゴールした。
 あ〜、惜しかった。最後の最後でちぎれてしまって悔しい。やっぱりレースの心拍域は高く、辛かったので、高い心拍域での練習を積極的に取り入れて、レースで活躍出来るよう頑張っていきたい。
レポート HBR 稲津祐哉 
 この数週間、この日のためにキツイ練習に耐えてきたと言っても過言ではない。練習コースの平均アベレージが上がり、安定して走れている。前日の気のゆるみか!普段10時以降飲食しない習慣だったが車中に残っていたポテトチップスを食べ、暑くて眠れないので普段クーラー付けない私だがクーラーの下で就寝!朝起きると鼻づまり!ヤバイ!だがそこまで深刻には考えていなかった。早く走りたい!胸にも違和感を覚えながら会場に着くと即座に受付を済ませ試走!しかし息苦しい、吐き気がする。頭もくらくらする。酸欠か?不安を感じながら酸欠状態を脱しようと余計に心拍を上げようとする。それでもまだなんとかなると思っていた。
 吐き気が治まらないままスタート。クリートが・・・・・・、はまらな〜い。スタートラインを過ぎて第一コーナーでようやく装着、見ると一番最後尾!慌てて先頭を追いかける。温泉マークが全く見えない!しかし集団は中切れしようとも安全ダウンヒル!このままじゃ差が付くとぬうように選手を抜く!もう完全一人旅!焦りっぱなし!すると前に温泉マーク!藪脇君を捕らえるもなれていないせいか集団にとどまっている。声を掛けるが付いてくる気配はない。2周目に入り相変わらず追いかけるが半ば過ぎ急に身体に力が入らない。オーバーワーク!なんとか下りに入り休みながら下ると温泉マークが!田中君だった。また力が沸いてきて追いかける。一番不得意な三段登り、ここはシュミレーション道理、早めのインナー、シッティングで追いかける。徐々に大きくなっていく、最後の登りでは30mぐらいまで詰めた。この登りを過ぎれば追いつく!登った辺りで一息つき徐々に下っていく。これが命取り、田中君の姿は見えない。慌ててまた追いかける。チームプレイも何もない!ホームストレートまで戻ってきたがもう影も形もない!3周目に入り、再び力が抜ける。もう終わりだ〜と思い。ダラダラ走っていると。「店長〜」藪脇君の声!はっと我に返り、藪脇君の後に付く、藪脇君が連れてきた集団の中で徐々に身体に力が戻ってきた。最後の三段登り、藪脇君の前に出る。今度は引く番だと思って前に出るが後ろを見る余裕がない。不得意な坂道を上りきったが藪脇君の気配がない。もう後ろを見る余裕が無くゴールへ向かう。最後の集団は協力と言うより最後の小競り合い!ホームストレートに入り最後に力を振り絞りゴール。全く練習の成果も計画も何もないレースだった。
レポート HBR 高垣茂光
BR1
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
164 425 後藤 晋司 ゴトウ シンジ HEART BEAT Racing 1:56:52 22:07 31.57 31
ER
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
15 607 稲津 祐哉 イナズ ユウヤ HEART BEAT Racing 59:02:00 0:11 37.49 41
18 606 津崎 忠広 ツザキ タダヒロ HEART BEAT Racing 59:22:00 0:31 37.28 41
89 605 田中 正広 タナカ マサヒロ HEART BEAT Racing 1:03:58 5:07 34.61 31
111 604 高垣 茂光 タカガキ シゲミツ HEART BEAT Racing 1:05:11 6:20 33.96 31
115 608 籔脇 大輔 ヤブワキ ダイスケ HEART BEAT Racing 1:05:34 6:43 33.76 31