午前4時半、和田山パオパオ出発、7時30分過ぎに美山着、今回参加は、ケイスケ選手、稲津選手、藪脇選手、津崎選手、KENちゃん、J店長の6名、HBC京都から江草選手が参戦
 去年に続き、京都府南丹市美山町で開催された「美山サイクルロード」に参戦した。会場入りは7時40分くらい。既にかなりの人で試走も多い。昨年同様、工場の前の待避所に陣取り準備。急いで受付、準備、試走出発。今回はレース初参加の中学生の先導役で走行。スタートまで1時間を切り、出走サインを済ませたところでメンバーとはぐれ、気が付いたときはスタート待ちが始まる。既にメンバーは最前列を陣取ってるが、周りの視線も厳しく割り込むことも出来ず、後方へ並ぶ。スタート待ちの間に「プッシュー!」と前の人のバイクのタイヤがいきなりパンク。周囲に不穏な空気が漂う・・・
 スタート位置は左中ほど。スタート号砲で1周目は大集団でまったりペース。でも集団の中は余計な神経を使う。前を見るとなんと先頭を引くジャージに温泉マークは付いているじゃないか!そんな夢のようなシーンを目に焼きつけながら、最初の九鬼坂へ。インナーに落とし、シッティングで淡々と上るも集団はバラけ、頂上越えで集団は大きく縦1列。必死に追うも下りヘアピンと長い直線、鋭角コーナーで集団からチギれる。頭の中に浮かぶDNFの3文字。2周目で一時は一人旅に近い状態になり、九鬼坂前で1分30秒のタイム差。2周目から3周目に入るところで5人ほどの小さな集団ができる。京大生1人と高校生2人にワタシを含む一般2人で「回していこう」と呼びかけるが、ローテに入らない高校生2人にキレそうになる。その間、ほとんど機関車役となり最終ラップへ。「これで完走か?」その間も引き続き機関車状態は続き、最後の鋭角コーナーを曲がったところで今まで引いてやった高校生が前へ。複雑な心境になる。このままゴール!と思ったゴール200m前で突然マーシャルに止められる。どうやら、次のC1がスタート位置に着いたことから、ゴールライン前で止められたようだ。「ここまできてDNFかよ」ボヤキながらコースを後にしようとすると「認定ゴール」と吐き捨てるように伝えるマーシャル。その後、さっきまで一緒に回してた方から、「たくさん引いてもらてすいませんでした」と一言。「判ってたらもっと引けよ」とは言えなかったが、少しだけその言葉に救われた。
 タイムは出ないものの、完走扱いということで昨年の2周足きりから少しだけステップアップかな。今回は先頭集団でゴールしたメンバーもいたし、先頭ローテでコントロールする快感?も味わって満足なようだ(笑)次回は更なるステップアップ。チームプレイ+アシストでエースを表彰台に上げるのも夢ではないか?
レポート HBR 原憲一
 美山ロードレースに参加してきました。今回は朝五時半に集合、いつもよりちょっと遅いので朝余裕がある笑。集合場所についてビックリ、なんとケイスケ君もいるではないか!なんちゅうモチベーションの高さ、驚きました。モチベーションで言うなら今回は自分もかなり高いモチベーションを保って行きました。実業団参加一年目、集団走行もまだまだ稚拙な状態。そんな自分でも「ロードレース」ができる大会、今の力を試せる大会。そういう思いで参加しました。今回意識したのがウォーミングアップ。
体を温めるだけでなく、体をいじめること=心拍を上げること。そうしないと初っ端からレースについていけない。鳥取での苦い思い出から得た教訓(?)を頭にアップしました。さて受付に戻り、サインをし、集合場所に行く。その脇を小学生がレースしてる。けっこう速いぞ!?そうこうしてる内にケイスケ君もスタート!頑張れー!と心の中で応援する!
 さぁいよいよC2のスタート。全部で4周の周回コース。スタートの教訓「焦らない」を胸にクリートをはめる。1周目、うわ、速い!そりゃレースだから速いの当たり前だけど、想像してたよりも速くてビビりました苦笑。見ると店長と津崎さんが先頭にいる!うお、スゴイ!自分は集団の中ほど(?)でペースに合わせながらいきました、とりあえず1周目は様子見。走りながら思ったのが集団走行ってやっぱりスゴイ!ってこと。当たり前なんだけど、風の抵抗が少ない。走りやすい!リッツ&鳥取が個人TT状態だったのでこんな当たり前のことに感動してしまいました笑。もう一つ、個人的に思ったのが集団で走るってすごくイイ。
何がと言われても答えるのが難しいが、「ロードレース」って感じがする。「プロトンが生き物のように動く」って何かで読んだけど、それを肌で味わった気がします。何かの雑誌(多分サイスポかチグリッシモ)で「ツールのプロトンを生で見た人が感動で涙を流した」ってのを読んだことがある。多分集団にはそういう空気があるんだなと思いました。
そうこうしてる内に九鬼坂突入!ここはとりあえず全力で!・・・のつもりが残りを考えて少しセーブして登りました。これが後々裏目に・・・。下り終えて再び平地へ。前の集団と少し差ができている。「前を追いましょう」隣の人に言われて必死で前を追いました。追う追う追う追う追う追う追う追う・・・・・・・追いついた!と思ったら目の前で急ブレーキ!ヤバイ!こっちも急ブレーキ!
追うのに必死で直角コーナーに気づかなかったイージーミス↓あぁ〜また前と間が開いてしまった。結局この差を埋められず九鬼坂へ。2回目の九鬼坂はなぜか記憶がありません苦笑。平地に戻ると先頭集団が遥か彼方。落ちてきた高校生と回すも高校生もすぐに落ちていく。あぁまた個人TTか〜↓と思っていると後方から集団が上がってきている!ありがたく吸収されました笑。店長もいて、ここから再び「ロードレース」。ここから先は置いてかれないように必死で足を回してました。
ただ店長曰く「無駄にストップ&ゴー」をしすぎとのこと。次回から気をつけます。そんなこんなで最終周回突入。死に物狂いで回す。頭の中は「キツイ!」の言葉がぐるぐる回る苦笑、でも本当にキツかった。下りを終えて最後の平地、スプリント!周りが加速していく、必死でついていく!弱虫ペダル風に言えば「るああああああ」(by 鳴子章吉)のイメージで、笑。
・・・その時急に目の前でブレーキが!え?何?ストップ?頭真っ白で最初何か分からなかったがどうやら次のレースの準備のため認定ゴールになるらしい。・・・ってことはDNF?結局一応認定ゴールと言うことでタイムは出ました。でもゴールできなかったことに変わりは無い。
 個人的にリッツの時に見たゴールシーンがすごく頭にあって、あんな風にゴール前スプリントみたいなの絡めたらなぁと少し憧れみたいな妄想(笑)みたいなのがあったのでそれが果たされずすごく残念でした苦笑。と同時にすごい充実感みたいなのがあったのも事実。すごくキツいけど、「また走りたい、参加したい」と思わせてくれるからレースって不思議です。そんなレースの魅力にどっぷり浸かれた一日でした。
レポート HBR 藪脇大輔
 2度目の出場となった美山ロードレース。今年は4周回にエントリーした。このレースは公道を使ったレースなので、アップダウンがあり、景色が色々変わってすごく楽しめるコースだ。また観客の人も多いのでやる気がわいてくる。前日、仕事が遅くて2時間しか寝れていないが、レースが始まると気にしてられない。
 いよいよレースが始まる。ハートビートレーシングは最前列に並びやる気満々でスタートした。スタートしてからの平地区間で津崎さんJ店長が先頭をひいている。
自分も加わりたかったがなかなか前に上がれない。しかし、ハートビートが先頭をひいているのは見ていて気持ちよかった。平地区間を終え、九鬼坂に入ると一気にペースが上がり、集団が少しバラける。2周目、依然として、集団はかなり大きく、後ろは危険なのでなるべく前をキープする。先頭でローテーションに加わり、九鬼坂を先頭で登り始める。また一気にペースアップ。調子に乗って、平地で脚を使っていたので、抜かされながらもなんとか登りきる。3周目、今度は平地で脚を使わないように、10〜20番手を走る。しかし、そのポジションを走りたい選手が多いため、すごく密集していて怖かった。最終周の4周目、平地を終え、勝負の九鬼坂に突入。ここで離されたら終わりなので、全力でもがいて登りきった。ゴール前のスプリントで、またも3、4人に抜かれ、ゴール。相変わらずスプリントに弱い自分が情けない。結果はたまたま去年と同じ11位だが、去年は2周で今年は4周。確実にレベルアップしている。やっぱりロードレースは最高に楽しい。平地の走りこみ、坂でのダンシング、ゴールスプリントを磨いて、次のレースも頑張ろうと思う。
レポート HBR 稲津祐哉
美山ロードに参加しました。試走の段階からやけに心拍が高く、おまけに腹具合もよろしくない。不安を抱えたままスタートを迎えたが偶然にも最前列を確保できた。スタートしてすぐ先頭に立つ。前方は先導バイクのみ。気持ちいい。高垣さんも先頭を引いて気持ちよさそうだ。だがすぐに現実に引き戻され一回目の九鬼坂。集団前方で登り始めたがとにかくきつい何とか耐え2周目へ。平坦まったり、九鬼坂で死にかけそして3周目へ。九鬼坂を全開で登り頂上を10番手程で通過、平坦で中切れ起きないかなーと思ったが結局大集団となり4周目。集団内が殺伐とした空気となり罵声が飛ぶ。歩道でジャンプしているものまでいて怖すぎ。もうどうでもよくなり集団最後尾につけ落車に巻き込まれないように完走を目指す。九鬼坂を集団最後尾から登り始める。一応全開で登る。先頭はもう見えない。下り平坦を慎重にこなしてゴール。皆いい位置で九鬼坂を登り始めようと殺気だつので怖い。怪我なく終われてよかった。
レポート HBR 津崎 忠広
 美山サイクルロードレース!!初レースでとても緊張が高まる・・・・現地に行くまでも3回もトイレに寄った。スタートに並ぶときはサングラスをつけたいかにも強そうなオジサンが周りじゅうにいてなんだか怖くなってきた。。。そしてついにレース開始!!なぜかみんなスタートから飛ばしていた。なんでだろうと思ったら集団の位置取りでなにがなんだかわからなかった僕はさっそく集団の後方へと放たれた!!!なんとか踏ん張ろうと思ったが、集団の後ろというものはめちゃくちゃつらくビュンビュン抜かされてしまった・・・・そして一周目からいきなり集団から置いてかれてしまった・・・・そしてちょうどそのとき一緒にちぎれたおじさんと走っていた。山でそのおじさんを突き放そうとしてアタックをして成功するものも・・・・・くだりで追いつかれてしまった・・・体重が33キロだから当たり前といえば当たり前だが・・・悔しかった!
そして最後のゴールスプリント!!!下りで追いつかれた変なおじさんに勝ったものの、集団からとんでもない差をつけられてしまった。今回のレースは非常に悔しかったが、集団に入る大切さを学ぶことができたし、よかったと思う。次こそは勝つ!!!!!
レポート HBC 中村圭佑
カテゴリー4 [一般初心者の部] 距離/10.1km (10.1km x 1周) スタート/ 8:45 出走者数/ 76 名天候/ 晴れ完走者数/ 75 名
順位 No. 選手名 Name 所属/チーム名 住所 タイム タイム差 km/h
45 645 江草隆志 エグサタカシ 堀場製作所自転車倶楽部 京都府 17'23.02 1'57.19 34.86
カテゴリーC2 [一般上級者の部]距離/40.4km (10.1km x 4周) スタート/ 9:48 出走者数/ 99 名天候/ 晴れ完走者数/ 84 名
順位 No. 選手名 Name 所属/チーム名 住所 タイム タイム差 km/h
11 133 稲津祐哉 イナヅユウヤ HEART BEAT Racing 兵庫県 58'31.18 17.28 41.41
33 181 津崎忠広 ツサキタダヒロ HEART BEAT Racing 兵庫県 58'56.52 41.97 41.13
62 219 藪脇大輔 ヤブワキダイスケ HEART BEAT Racing 兵庫県
カテゴリーC2S [一般上級者(40歳以上)の部]距離/40.4km (10.1km x 4周) スタート/ 9:48 出走者数/ 38 名天候/ 晴れ完走者数/ 34 名
順位 No. 選手名 Name 所属/チーム名 住所 タイム タイム差 km/h
23 253 原憲一 ハラケンイチ HEART BEAT Racing 兵庫県
23 245 高垣茂光 タカガキシゲミツ HEART BEAT Racing 兵庫県
カテゴリー3 [一般中級者の部]距離/20.2km (10.1km x 2周) スタート/ 9:07 出走者数/ 156 名天候/ 晴れ完走者数/ 137 名
順位 No. 選手名 Name 所属/チーム名 住所 タイム タイム差 km/h
129 468 中村圭佑 ナカムラケイスケ HEART BEAT Racing 兵庫県
2010MBKカップ美山サイクルロード