第4回全日本実業団サイクルロードレース in 加東
 朝 3時30分に新温泉町出発!せきのみや4時10分八鹿30分、和田山では5時前出発!同じ兵庫県なのに・・・・。朝1番のレースは7時55分と過激なスケジュール。BR1、ERとも2組に分かれてレ−スが行われるからだ。
 6時過ぎには播磨中央公園到着し手分けをして準備に掛かる。ゆっくりしてては試走ができない。
ER 1組
9月5日日曜日。実業団の加東に参戦してきました。
 丁度一年前、稲津君と一緒に(自走で!)見に来たレース。1年後、まさか自分が参戦してるとは、当時思ってもいませんでした。
 今回は7時55分という早い時間の出走のため集合は朝4時半、会場着が6時過ぎ。着いてすぐに準備をし、試走に行く。別になめてたわけではない、むしろ予想通りなんだが・・・キツイ、苦笑。試走の段階でコースがキツく感じられる。前週の鈴鹿と比べると平坦がなく、常に上ってるか下ってる感じ。一応スプリンター向けと聞いていたので平地好きな自分に合ってるかと期待していたのだが・・・。試走で大分不安になりました笑。ちなみにこの時津崎さんがコースのポイントを教えてくれました。これが後々非常に役立つことに!!この場を借りてお礼申し上げます笑。
 試走も終え、スタート地点へ。最近あまり緊張しなくなってきた。元々緊張しぃな方ですぐに心拍が上がってしまう。そのせいでさらに緊張して体が上手く動かないと感じることが多々あった。それが非常にもったいないので最近は「上がるなら上がれ!それより体動け」と考えてる。今回もその作戦で気持ちを落ち着かせた。大体120台でスタート。
 レースがスタート。今回の作戦は脚温存。とにかくくらいつく、最後のスプリントに絡めたらラッキー。思ったより集団のスピードが速い、置いてかれないように着いていく。この辺の感覚は鈴鹿で体験済み、上手く対応できた。登りや下り、失速ポイントなども津崎さんのアドバイスを元に切り抜けていった。中盤で少しペースが落ちた(ような気がする)。なんとか完走はいけるだろうか?期待と共に上がるテンションを必死で抑える、今回の勝負は最終周だ!5周目、それまで集団から切れなければ後ろでも良しとしていたのを、前方へ意識を切り替える。少しでも前の方へ上がれるように、そして最終周で後ろに切れないための予行演習に。前に集中していた時、「ガシャン!」という音、転んだ2人ほどの選手、「落車ー!!!」の声。気づけば自分も叫んでた、フルブレーキ、揺れる車体を必死に押さえ、転んだ選手をギリギリですり抜ける。見るとすぐそばに津崎さんがいた。集団とは少し離されている。「追いつこう!」津崎さんの声、そこから必死に集団を目指す!追いかける!幸い直後のだらだら登りで集団のペースが落ちたためすぐに復帰できた、が、これで大分消耗した。最終周は必死についていく。切れないように切れないように、足を回す。そして最後のために脚をためる。途中思った、完走は間違いない、上手くいけば最後のスプリントも行けるかもしれない、どうする?結局自重しました。自分もけっこう限界だったので、これ、いくと多分コケる。そう思って安全策をとりました。それでも最後はスプリントしたい。最後のために脚は残しておく。最終コーナーを回って直線に入る。どこで仕掛けようかと思ってると残り100の文字!そこから思いっきりペダルを踏んで2人ほど抜かしてゴール!ゴール後しばらく落車の恐怖を津崎さんと語り合ってました。
 結果はER1組、27位入賞。まさか入賞できるとは思ってもいなかった。みんなスゴイと褒めてくれたし、嬉しいと言えば嬉しい。でも、正直悔しいというか残念というか、素直に喜べない気持ちもある。最後の集団スプリントに加われなかったのがとても残念だからだ。それともう一つ、それまで薄々感ずいていたが、その日確信したこと。今レースに対して本気になっている自分がいること。上位入賞に憧れている自分がいる。だから素直に喜べなかった。それまでは、競争相手はあくまで「昨日の自分」。
レースで完走できなくても、月1000キロ乗れなくても、「仕方が無いかな」って思ってた。その意識が、この日完全に変わった。そう感じました。来年は上位入賞を狙います。精進します。
レポート HBR 藪脇大輔
加東ロードに参加しました。ERは2組に分かれ、じぶんは1組目、高垣さん、藪脇君と走る。スタートして一人が飛び出すが集団は追わない。1、2周目は集団前方で走るがビビりのためポジションをキープできない。神経を使ってしんどいので集団後方で走る。上山で優勝された選手をマークしながら走る。集団のペースは遅くちぎれるようなペースではない。マークしていた選手は4周目にアタックして一気に見えなくなる。自分もアタックしてみるが集団を数秒離すのがやっとでおとなしく集団に帰る。5周目の下りで落車発生、間一髪かわすが集団先頭から離れてしまった。ここは近くにいた藪脇君と協力して集団復帰。だがここで左のハムストリングが攣り始めた。脚のことと怖いのもあってスプリントはやめとこと思い最終周は集団最後尾で走る。そのままの位置でゴール。このコース逃げれなければ集団ゴールスプリントになるのでビビりの自分には向いていないのか。逃げに乗れるようなパワーをつけよう。
レポート HBR 津崎忠広
フレーム RHM9RS
コンポ  7800 6600ミックス
ホイル  キシリウムSL  パナデュロ
ギヤ  52-39×12-23
 Suzukaで体調をこわし!前日まで不調だったが、せきのみや薬局の秘薬で無事スタート立てた。とにかく安定して集団先頭に出る事を試みる。いよいよスタート、思った以上の振り分けは無い、3周目上りのコーナーで横切り接触する選手、慌てて気が付くとコース外に、先頭集団から話されてしまうが4周目にはいる前に追いついた。しかし、思わぬ所で脚を使ってしまった。落ち着きを取り戻し津崎選手の後方に付く、藪脇選手は先頭に立っている。そのうちどうすれば温存できるかなんて楽する事が頭に浮かぶ、4周目中盤、突然津崎君が左による。すると集団に大きなアナがぽっかりと広がる。下りから上りに掛けるコーナーで落車があった。急ブレーキを掛け完全に停止状態からダッシュ、もはや先頭集団は遙か彼方、必死で第2集団に追いついた頃には諦めモード!一息つくと第2集団も坂の上だった。脚も攣り始め安定走行に切り替え!最終周脚の攣るのをだましだましにゴール。集団ゴールはまたもや消えていった。
レポート HBR 高垣茂光
ER 1組
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
27 578 籔脇 大輔 ヤブワキ ダイスケ HEART BEAT Racing 1:13:10 0:24 38.37 26
36 577 津崎 忠広 ツザキ タダヒロ HEART BEAT Racing 1:13:14 0:28 38.34 21
58 576 高垣 茂光 タカガキ シゲミツ HEART BEAT Racing 1:17:14 4:28 36.35 21
ER 2組
 気温もどんどん上昇していく中スタート。スタートは順調で、集団の後方で様子を見ながら走る。それほどペースも速くなく、何とか集団についていける。3周目あたりからペースも落ち着いてきた。脚はキツイものの、集中力を切らさず粘れば「なんとか集団でゴールできるかな」などと考え始めた5周目、集団の中ほどで落車発生。後方にいた私は、巻き込まれはしなかったものの、ペダルも片足はずして完全にストップ。再スタートし、「少し踏めば集団復帰できるかな」とも思ったが、そんな脚が残っているはずもなく、じりじりと離され、集団は視界から消えていく…。そこからは、個人TT&2〜3人で協力しながらのチームTT。暑さも強烈になってきて、気がつけば軽い熱中症。ペースもガタ落ち。それでもせっかくだから練習しようと思い、残り1周半できるだけペースを維持しようとするが、もうヘロヘロ…。何とかゴールし、ギリギリ完走。
 相変わらず情けないレースでした。いつものことですが、走り込みができていない者は走れないことを痛感したレースでした。

 それにしても、今回チームの若手の活躍はすばらしく、チームメイトとして嬉しくなりました。若手に負けないよう、残り少ない今シーズン、できるだけ走りこみたいと思います。
レポート HBRキャプテン 田中正広
 9月月5日(日)、第4回全日本実業団サイクルロードレース in 加東に参加しました。
 県内唯一の実業団レースということで、毎回気合を入れるこの大会。今回も意気込んで会場入りしたものの、走り込み不足と酷暑で、アップの段階から体調があまりよくない。消極的だが無理をせずに完走を目指すことに…。
 播磨中央公園のコースは多少のアップダウンがあるものの平坦基調なので、私のレベルでも何とか集団についていける。が、その分平均スピードが高いレースとなるため、どうも苦手なコース(まあ、得意なコースなんてないですが…)。さらに、道幅が狭いところもあり、毎年必ずどこかで落車がある。幸い今年は2グループに分けられたので、100人ほどのレースとなり、気をつければそれほど危険は少なそうだ。ところが前のグループを走り終えたチームメイトから激しい落車のことを聞かされ、少しブルーになる。とにかく安全に走ることにする。
 しかし、半周くらい逃げ続けて脚がヤバくなってきた。だが、ナイスなことに1人逃げに加わってきた。少し後ろで休ませてもらってから先頭交代をしていく。しかし、体力は限界を越えている。ボトルを投げ捨てて少しでも長く逃げる。また1人加わってきたがもう着いていくことができない。ゴールまで後3kmくらいのところで、集団にも抜かれる。そのままゴールに着いた。
『ふ〜終わった終わった〜』だが、みんなペースを落とさない。実はまだ1周残っていた…マジですか。暑い中、拷問のようなむなしい1周を終えた。
逃げは難しかった。だが、体力がもっとあれば逃げ切れる。いつか逃げ切って、みんなをあっと驚かせたい!
レポート HBR 稲津祐哉
加東は坂の少ない、平地のレース。約7kmのコースを6周する。
今年のERのレースでは30位以内に入れているので、今回はもっと上位を狙うことに…。
 さあレーススタート!いつも通り、集団の前の方をキープして走る。しかし、コースが狭く、坂が少ない為、差がつきにくく集団の人数が減らない。密集していてすごく走りずらい。そんでもって、集団内で走っているのに、体力的にかなりしんどい。なんだかんだで、残り1周に入った。逃げはできず、大集団のまま…。
『完走は確実になったから思いきって逃げたれ!!』と思い、ラスト1周に入ったとたんアタックを仕掛けた!後ろとの差がどんどん広がっていく。誰も着いてこない。『どりゃ〜』って感じで、全力でペダルをこぎまくる。このまま逃げ切ったら1位になれる…。
ER 2組
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
42 674 稲津 祐哉 イナズ ユウヤ HEART BEAT Racing 1:18:30 5:26 35.76 21
50 673 田中 正広 タナカ マサヒロ HEART BEAT Racing 1:19:11 6:07 35.45 21
BR1 1組
 2010年 加東ロードレース BR−1加東ロードレースに参戦してきました。9月に入ったというのに8月の猛暑がまだまだ続く感じで朝から陽射しがキツイ!!暑さとの戦いは避けられそにない・・・・。今回は参加人数が増えたということでER、BR−1と2クラスとも2組に別れ、出走時刻も当初、予定していた時刻よりも早まり最初のERのレースが7:55。逆に早くなって涼しいうちにレースができてよかったかも・・・。先のレースを終えたチームメンバーは無事に全員完走、中でも見事、藪脇君が27位入賞!!そして私のレース昨年は産業旗杯が絡み、90kmなんとかギリギリで走りきったコースなので、最悪完走は出来ると過信・・・。しかしこの暑さはヤバイ!!。ボトル交換は必須かもしれない・・・レース前、アップをするがそれだけで陽射しがジリジリで心拍上げる前に体力奪われる感じ。
 10:55分、容赦なくレーススタート最初は思ったよりもマッタリペースでこれなら何とか完走は見えそうだ・・・。1周回目キツイ下り後のコーナーで落車、何とか巻き込まれなかったが、集団は完全にストップ。2周回目除々に集団のペースが速くなり、スタート地点を過ぎた単調なストレースでまたもや落車↓、今度は単独落車で誰も巻き込まれることなく事を終えた・・・やけに落車が目立つ、暑さでボーッとしてきたか?。集団の速度が遅くなり密集するたびに集団の中は風が止まるのと、周りの選手の熱気でサウナ状態・・・。ボトルの水も体の冷却にほとんど使いきりそうになる。バックストレートでいつもなら足を休めることができるが集団から逃げが出たせいが、一気にペースが上がる。そんな状態で3周回目、気づけばいつの間にか集団最後尾・・・ちぎれないように何とかついていくが両足に違和感!?完全に攣り始めた・・・こんなに早く・・・!?。4周回目バックストレート過ぎてその後の短い登りでジリジリちぎれ完全に一人旅、やってしまった〜。藪脇君から、ちぎれたにも関わらず、ボトルをもらい頭からかぶる、冷たくてめっちゃ気持ちいい・・・。完全に諦めモードで走行していたら後続から1人合流、声をかけてきた。私よりも明らかに年下の若者に「諦めずにがんばりましょう!!」励まされ、何とかついていくが先頭交代もできないままそこから2周回、赤旗をフリフリされレース終了・・・。若者とお互いの健闘をたたえ合い握手
「来年はがんばりましょう」と気持ちいい若者であった・・・。BR−1降格がほば確定的になった・・・。
 静岡CSC産業旗杯に最後の望みをかけて練習がんばります。
レポート HBR 後藤晋司
BR1 1組
順位 固定No 選手名 ヨミガナ チーム名 TITME +Top km/h ポイント
- 371 後藤 晋司 ゴトウ シンジ HEART BEAT Racing DNF 1