今回景色や走りを楽しむため、上山高原越えを企画!ヒルクライム、景色、集団走行、長距離、但馬のラルプデュエズ上山高原を越して鳥取に出て鳥取砂丘、山陰海岸、普段見慣れた景色も自転車の目を通して感じることが出来る。午前9時出発、今日はサイクリングと念を押して岸田川右岸道路を軽く走る。
 田中君、仕事の関係でジョギングして膝を痛めたらしい。また尾崎さんも今日は気楽に行きましょうとアスリートの顔など一つも見せなかった。
  八田コミニュティーセンターに立ち寄りドリンクを補給、館長さんから激励を受けて(笑)出発。
 上山が始めての尾崎さん、田中君は神妙な面もちで海上まで上がる。芝桜公園まで上がるが田中君「ここよりきついところあるんですね。」とJ店長に聞く
「この芝桜公園を過ぎた辺りが山場でしょう」(笑)と答える。
 芝桜公園を過ぎてからかなり登りもきつくなってきた。田中君も最初はこちらを気にしながら登っていたが、直線の登りを見るともう下を見ることもなく上だけを見つめて走り出した。一方J店長と尾崎さんは景色を楽しみましょうと下を見ながら走る。芝桜公園を一望出来るスポットで尾崎さんは歓喜を上げた。田中君はかなり登っていくのが見える。景観スポットを紹介しながら登っていく二人に対し上を見ながら上がっていく田中君は、はるか上の道を走っているアスリートモードに入っている。
 走っていると木の枝かと思っっていると大きな蛇で思わず尾崎さんの前に飛び出してしまった。やっぱ大自然である。
 上山の三角点まで登り、あと県境まで3km、ここでも田中君の姿はなく、少し緩くなった坂道を流す。また登りに入ろうとすると田中君が引き返してきた。あまりの遅さに心配になったのだろう。蛇のことを話すと気が付かなかったらしい。上ばかり見てるからだと付け加えた。(HPネタである)
 少し下りが続きまた登りが始まった。また田中君がぐいぐい登り始めた。尾崎さんも続こうとしたので「まだまだ長いですよ(笑)」と教えてあげた。
谷向こうの道が見えるとまだ登りがあるのかとびっくりする尾崎さん。かなり勾配はきつそう。「上山ヒルクライムのエピローグは易しいですよ」と答えるJ店長。谷向こうの田中君に声をかけると“にやり”と笑顔で「軽いですよ」と返ってくる。
実は目に見えるほどの坂ではなく、勾配が無いくらいの道だったのである。思わずきついと思っていたところが軽いので少し得した気分になる道である。
県境に到着。結局の上山山岳賞は田中君が獲った。ここで県境インターバルダッシュの通過写真を撮影!

山岳賞の田中君

もがきスタイルの尾崎さん

写真だけは一生懸命のJ店長
おいしい湧き水にみんなむしゃぶりつく!
尾崎さんは頭からかぶる。
ここまで上がり達成感は充分!
後は下るだけ
でもここだけがメインじゃない!
 上山高原からの裏、河合谷高原ここは牛が放牧されている。ほんの間近に牛と接することが出来る。
牛にえさを与えるJ店長、尾崎さんが「店長もうちょっと寄って」「だってこわいもん」
 近くから見るとやはり牛は怖い。やはり高原付近は少し寒い、少し降りただけでだんだん暖かくなってきたが、やはり寒い、なぜならびっしょりかいた汗が乾くと同時に熱を奪われるからだ。スピードをセーブしながら下っていく、国府町に入り延々と続く緩やかな川沿いの下り道、かなりスピードは出る。また車も少ない。県道31号線ロードのスピード感を堪能出来るコース、実はここを走ってほしかったのだ。平均40km以上でローテーションしながら宇部神社近くまで下ってきた。鳥取に入り車も多くなりここからJRのこうか沿いを福部に向かう。ここも車は少なく走りやすい。12時そろそろお腹が減ってきた。田中君は少しハンガーロック気味、尾崎さんからのカロリーメイトで少し回復し、福部に入る。福部から鳥取砂丘に入る途中のコンビニ、ポプラで昼食タイム12時30分。
 ここはポプラ、弁当屋さんから始まったコンビニだけにおいしい。またご飯の量も注文することが出来る。「ご飯大盛りね」とJ店長、また田中君がカップヌードルにお湯を入れるのを見て、J店長もカップヌードルを購入。早速お弁当を開くとかなりの大盛り、尾崎さん、田中君思わず、「店長大丈夫ですか?」と声をかける。
「自信がない」(笑)ただカップヌードルは失敗だった。
何とか完食し再出発、勿論J店長息が荒い、「食い過ぎた」
そして砂丘のJA地場産センターでトイレタイム、このままだとP店長復活と尾崎さんのブログネタになる。砂丘をバックに記念撮影をし再度出発、松林を走る。かなり気持ちいい。今日は曇りであまり日差しが強くあたらないので過ごしやすい。砂丘から網代の岸壁沿いを走り浦富海岸、おとなしい尾崎さんに比べ冗談でアタック掛ける振りをしようと田中君とJ店長がふざけていると尾崎さん猛アタック、完全にカウンターで決められてしまった。ここでJ店長の脚が残っていないのがばれてしまった。(笑)
 東浜から岩井にぬけ9号線、しばしの高速ラッシュの車に辛抱しながら蒲生峠、いつもの癖で立ち漕ぎポイントで立ってしまった。田中君「アタック掛けるんですか?」
J店長、「今日はサイクリングだから」と牽制?また後から尾崎さんアタック、二人とも反応せず、「犬、気をつけてくださいよ!」
100mくらい尾崎さんに離されてしまった。
サイクリングと言いながら少し、アスリートに火がついたJ店長、そろそろ頂上なのでアウターで一気に詰めていったが気づかれ一気に逃げられてしまった。やはり脚を残していたようだ。きっちり最後は尾崎さんにいいところを持って行かれた、蒲生峠の山岳賞を・・・・。
心配された天気も何とか持ち、山岳ステージを含めたサイクリングは無事終了した。

走行距離107km 扇ノ山、鳥取市、山陰海岸
9時スタート、2時過ぎ終了!