フーさんことフジポン店長とJちゃんことJ店長のチャリ(自転車)が命と女性の次に大好きな自転車にかけるチャリバカのドラマである。 2005年5月1日にフーさんとJちゃんは恒例となる淡路ツーリングを企画!当初メンバーは8人であったが、うっかり忘れてしまっていた久保田会長をはじめ、突然の仕事や天気の影響でフーさんとJちゃんの二人となった。天気予報では当日雨との予報がありながらチャリバカの二人は「雨が怖くて“チャリバカ”といえるか!」と周囲の止めるのを振り切って淡路に前日から乗り込んだ。 フーさんも会社を休む条件(家族サービス)があるため各自で現地集合、昨年同様岩屋の“道の駅淡路”で夜11時に待ち合わせた。 勿論ここでは宴会、明日走るとは思えない限りの飲み食い! 「雨が怖くて走れるかって!」フーさんとJちゃんかなりいい気分! しかし風も強く風除けを探しての宴会は大変だった。 |
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朝5時起床!風が強いがまだ天気は持っている。 Jちゃんは何とか眠ること出来たがフーさんは眠れなかった。3時頃コンビニに行ったり。車の後で女性同士のカップルがキスしていたりでJちゃんを起こそうとするが起きなかったらしい。 寝不足のままで朝を迎えたのだ。 雨なので万全な装備を調えた。チャリバカは道具にも気を使う。J店長もレイン対応タイヤ、フーさんもタイヤをIRCレッドストームウエットに交換!余談だが新品なので勿論皮むきは出来ていない。レインジャケット、レインシューズカバーを装備、AM6時30分岩屋を出発。 暑くもなく涼しいまさに走りやす気候である。「みんな来なかったこと後悔するで〜」のんきに会話していたのだった。それにフーさん昨年より足がよくまわる。フーさん曰わく!「キオレオピンのおかげ」と言ったかどうかはJちゃんの独り言だった。 |
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一宮町あたりから雨が降り始めてきた。 レインシューズカバーとレインジャケットを装着! 「これぐらいの雨だったら走れますよね〜かえって気持ちいいくらい」 チャリバカの会話はまだのんきに構えている。 やはり海の景色は格別である。 しかし、昨日から“気にかかっていた風”だがだんだん強くなってきた。 五色町あたりからハンドルを取られたりして風に恐怖を感じてきた。 「まさか風までは想定外だった〜」と記者会見であっさり認めることにしよう。ということでフジえもんさんおねがいします。 五色浜あたりでは向かい風だったり突風でスピードを出すことが出来ない。 |
小山漁港から今回鳴門はあきらめよう。と決断!海岸線をさけそのまま洲本に向かった。 Jちゃんは “みんなが雨降るからよせと言ったのに笑われるで〜 次からはちゃんと風対策を まだこりてないんかい!とメンバーが“突っ込んでくれる!”ことを期待して二人は馬鹿笑いしながら走っていく。 悪条件での楽しみはこの突風向かい風と戦いながら同じチャリバカを捜すしかなかった。(2〜3組同じバカが居た。)すれ違ったチャリバカも同じこと考えている。“間違いない” |
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「わー怖え〜」 「Jちゃん、大きい声だすとびっくりするで叫ぶのやみょう〜なぁ わー怖え〜」 二人は絶叫しながら走るしかなかった。 28号線に出た。 風も少し治まってきたがまだ時折の突風が怖い! メインだった南淡町、水仙峡を断念! 帰路へ着いた。しかし、津名町からは追い風となり走りやすい。 そしてまた七不思議ゴール近くなるとフーさんの足がくるくるよくまわる。(けして貯めていたとは思えないのだが・・・?) 35km/hペースで岩屋に向かう。 走りやすくなった反面、風がかなり寒く感じてきた。 「お風呂に入りてぇ〜」 「福○か〜?」 「金ないっすよ〜」 「かード決算しようか〜?」 「返す金無いっすよ〜」 行きもしないのに流石にこの手の話は盛り上がる。 多分すれ違った人には、あまりの雨に苦笑いとしか見えないのが救いだった。 かなり霧も濃くなり近くになっても明石大橋は見えなかった。 そして1時前には岩屋に着いていた。 とりあえず“美湯松帆の郷”まで車で移動お風呂にはいる。 出た後食事をしようとしたが高いのでそのまま帰ることにした。 かなり車が多いので道の駅には帰りづらく (すみませんおみやげ買う暇もありませんでした〜) ということである。 でも今年は淡路を堪能することが出来なかったが バカなことをすることが出来たのでそのことが一番楽しかった。 まだ青春出来るおじさん、フーさんとJちゃんでした。 |