グリンピア三木トライアスロン(初心者クラス)
S300m B10km R3km
過去、松田選手、小谷選手が出場
小谷選手においては6位という記録が残されているレースである。
メンバーに参加を呼びかけた所反応は薄く、気がつけば私、久保田の二人だった。
そう、HBC創設12年この場所での歴史の始まり、わたしたちはこれも何かの導きHBC第二章の始まりだと感じていた。
スタート
3回目の出場である私はとなりの遊泳プールで久保田君にスイムの秘策を与えた。
それは小谷選手にも私にはかなわなかった泳法であった。
しかし、私はその秘策泳法を使うことなく戦い久保田会長に5秒くらい差をつけられ先行された。
泳ぐことが出来るようになり小谷さんがこの泳法を封印していた理由に納得いけた。
5秒くらいと射程圏内に久保田君を捕らえていた私は丘を駆け上がりバイクの準備に入った。
急いでチームジャージを着ようとしたところ。
バリバリバリ
チームジャージに取り付けていたゼッケンがちぎれていった。
肩 、大胸筋、後背筋に阻まれチームジャージを着ることが出来ない。
走る前に「第2章のスタートだからチームジャージで走ろう」
と言ったのは私であった。
2〜3分程度遅れてスタート。
前のゼッケンは何とか張り直し、後のゼッケンはもうどにれもなれとやけくそ気味に2〜3分程度遅れてスタート
もちろん久保田選手の姿は見えない、全速力で2週走りきりバイク終了と思った瞬間前方に久保田選手をとらえた。すぐさまバイクをラックに掛け、最後のランに希望を託した。
ランは私にとって不得意の分野であり、いっこうに距離は縮まらない。
2週目に入り無理にペースを上げ折り返しの地点で距離を縮めたが気力はここまで、後は自分との戦い止まらないだけが意地との戦いだった。
久保田選手ゴール
私はその瞬間をとらえるだけで終わってしまった。


同じ場所で同じ写真をとってみた

今日の「ゴール」は僕たちの「スタート」でもある
今度は第二章へと

極秘泳法
極秘テクニックなのでお教えできないのが残念です
キッック力が必要なのは確かです。
たぶん泳げるようになったら誰もしないと思います。