HEART BEAT のツール・ド淡路

 6月5日、梅雨に入ったにもかかわらず、「HBCの晴れ男しげちゃん」又の名を「脳天気」のおかげか、予定していた淡路ツーリングは晴天の中走ることが出来た。走行距離140km&100km感動のドラマが今明かされる。
主演HEART BEAT メンバー

遊びの影にはメンバーが

当初この計画は、松本君と私高垣の二人で実行する予定だったが、それを聞きつけたゲッカちゃん、久保田会長、信夫が加わり同級生ツーリングのと変わった。しかし、いつの間にかHBC京都、HBC大阪のメンバーも加わり計12人HBCのイベントになってしまった。当然行き当たりばったりの計画じゃ済まなくなり宿泊、コース、駐車場、とあらゆる方面の情報を集めることになった。

やっぱ野宿やね

 知らない土地に来て困るのが宿泊、旅館から何からいろいろ調べ、ユースホステルなど安い宿泊場所を探した。金かける遊びなど誰でも出来る。しかしHBCは遊びの達人(単なる金無し野郎ばかり)即みんなの意見「野宿」、 ということで、野宿に決定した。
 金曜日午後9時、温泉町をスタート、午前12時30分待ち合わせの淡路インター到着。僕たちは寝床を探した。建物の中は24時間の食堂があるためやむなく外で明石大橋を見ながら寝袋だけでの宿泊となった。
 松本、ゲッカちゃんの3人でまずは明日の成功を祈ってかんぱーいの「生一丁」。外の星は温泉町と違いずいぶん遠くに感じられた。甲斐君、京都支部と夜中に次々と集結してきた。
 朝4時、半分眠気眼で明石大橋を見る。そこには青白く海に浮かぶ明石神戸が目に焼き付いた。興奮のあまりそれから集合の時間6時まで眠れなかった。午前5時30分全員が明石インターに集合をした。

海香るスタート、タマネギ香る畑道

 6時30分、岩屋の道の駅に車を移動し、各自が自転車の用意、しかし点検整備不良の自転車があり応急処置、ちょっとサイクリングを軽くみている輩あり(特に支部長の山本、自分のドリンクぐらい自分で用意しろ。)彼は私が整備している間に私のドリンクを全部自分のボトルに入れていた「もうないで」このひとことですまされた。(私は今でも根に持っている)しかし、今回大阪支部はビギナーばかりということを頭に入れていなかった私が悪かった。今度の鈴鹿で大阪支部にテクニカルセミナーを施さないといけない。
 7時15分スタート、朝の空気は格別うまく海の香りがほんのり心地よい、ニューフェイスの女の子達もご機嫌である。100kmと140kmの集団は少しづつ離れていった。15分くらい走ったところで100km走る甲斐君パンク、なんとパンク修理の道具無し、携帯電話でアドバイスをするために140kmのメンバーを先に行かせた。なんとかめどが付きスタートしようとしたら先に行ったのは江草君だけだった。僕たちは急いで追いかけたが追いつかない。まだストレッチもしていないので、ペース を上げることが出来ない。やむなく休憩しストレッチをはじめた。
 海岸線から離れ江草君に追いつこうと少しペースを上げていった。何やら鼻につくにおい、何だろうと畑一面をみる。何やららっきょうみたいな臭いがする、でもタマネギ畑、ずっと気になりながら走った。でもよく見ると全てがタマネギの畑かなりの規模であった。やはりこれは何十万トンというタマネギの臭いだった。

海岸道路気分壮快

 松本、久保田、ゲッカちゃん私と4人は湊から左に折れ南淡町方面に向かった。小さな峠を越えみた海は果てしなく広い太平洋だった。このすこぶる感激に心がときめいた。洲本南淡線は土曜日だというのに5分に一台ぐらいの割合でしか車が通らず僕たちは海をみながら3列や4列になりながら海岸線を堪能した。いい天気で気分壮快、途中岬越えや峠越えがあったが但馬軍団は上山高原や大山に比べたら野々村輝の言葉を借りて「こんなもん坂やあらへん」て感じだった。京都の久保田にとってはかなりきつかったらしい。

恐るべし江草君

 東浦町に入った頃突然山本から電話、着いたらしい、山本にしては速かったかな、まあ海岸線でゆっくりしすぎたかなと思ったら江草君も帰っているらしい。「信夫はやっぱり江草君に追いつかなんだか」みんながそう話しながらゴール。しかし驚くべき事実が発覚、江草君は私たちがゴールした1時間前に帰ってきていたらしい。そして140kmコースを走っていたノンストップで、聞くと江草君、時々100km位の道のりを一人で走っていたらしい。江草君は但馬HBCの強敵になりそうだ。恐るべし江草君。
 そして次々に大阪女性軍がゴール。ツール・ど淡路は幕を閉じた。

淡路の海の幸を堪能

 走ったあと、松本と私で旅館にお風呂の交渉に行き。そして小料理屋で、淡路の海の幸堪能打ち上げ大宴会を行った。鯛の刺身に、たこのぶつ切り、たこの天ぷら他いろいろと堪能した。もっとすごかったのが男性陣に引けを取らない女性陣の豪快な飲みっぷり。今回HBCのメンバーとは初対面の子が多いのにHBCのカラーに順応しているのは驚いた。

NEWキャラ紹介

今回の淡路でメンバーを圧倒した。女性陣(写真上)
原付ヘルメット、巻きタオル、軍手の古川さん(淡路HBCキャラクター大賞)
ムードメーカー甲斐君(写真上・中央下)

楽しい淡路の思い出は幕を閉じた。


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